平成24年版男女共同参画白書

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第12章 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実

  • 初等中等教育において,児童生徒の発達段階に応じ,学校教育全体を通じて,人権の尊重や男女の平等,男女が相互に協力して家族の一員としての役割を果たし家庭を築くことなどの重要性についての指導を行っている。
  • 独立行政法人国立女性教育会館では,高等教育機関における教育・研究活動が男女共同参画の理念を踏まえて行われるよう,大学教職員を対象とした「大学職員のための男女共同参画推進研修」を実施した。
  • 中央教育審議会においては,平成23年1月,「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」が答申された。
  • 平成24年3月卒の高校新卒者の就職状況(24年3月末現在)については,女子の就職内定率が男子に比べて低いなど,全体的に厳しい状況であることを踏まえ,進路指導主事等と連携して,組織的・継続的に就職を希望する生徒に対する就職相談・支援を行い,「高等学校就職支援教員」を配置するなど,きめ細やかな就職指導を展開している。