「共同参画」2024年12月号

共同参画情報部 News & Information

1  < 文部科学省 > 令和6年度 「女性関連施設相談員・相談事業担当者研修」実施報告

国立女性教育会館(NWEC)では、「女性関連施設相談員・相談事業担当者研修」をオンラインと対面の2コースで実施しました。

オンライン研修では、相談者を理解するための基本となるジェンダー視点や対応スキル、安心安全な相談室のあり方や管理運営方法、新しい法改正の動向等について学び、対面研修では、パネルトークやグループワークを通じて、女性支援新法に根差した支援体制に向けて意見を交わしながら、それぞれの地域に合った方策のあり方について学び、実践への足掛かりとしました。

受講者からは「自分の無意識のジェンダーバイアスに気付くことができた」、「支援者同士、初対面とは思えないほど色々な話ができ、勇気をもらった」等の感想が寄せられました。


対面研修の様子
対面研修の様子


詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/event/training/g_soudan2024.html


2  < 文部科学省 > 女性アーカイブセンター所蔵展示「国際女性年から50年展」、同時開催「リブ新宿センター保存資料展」

2025年は、国連が女性の地位向上を目指して定めた1975年「国際女性年」から50年の節目の年です。女性活躍が進む一方で未解決の問題が多く残されている現在、国立女性教育会館(NWEC)では、この50年の歩みを女性アーカイブセンター所蔵資料から振り返り、男女共同参画実現のための課題解決について考える展示を実施します。

また、新規受贈資料紹介として「リブ新宿センター保存資料展」も同時開催いたします。日本においてウーマンリブの動きが始まった1970年代、夫の暴力、避妊・中絶・妊娠、生理の問題等、現在につながる課題と取り組んだ「リブ新宿センター」の資料を紹介します。

■期間:令和7年2月24日(月・祝)まで

■開室時間:9:00~17:00

■展示場所:女性アーカイブセンター展示室(本館1階)


展示室入口
展示室入口


リブ新宿センター保存資料展
リブ新宿センター保存資料展


詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/event/archivecenter/tenji2024iwy50.html


3  < 文部科学省 > パープル・リボン勉強会を実施しました

国立女性教育会館(NWEC)では、毎年、「女性に対する暴力をなくす運動」の啓発活動として、本館のパープル・ライトアップや横断幕の設置、パープル・リボン運動パネルの設置等を実施してきました。今年は、新たな試みとして、リボンの配布やパネルの作成などのパープル・リボン運動に取り組んできたNWECボランティアの皆さんと一緒に、これまでの運動を振り返る勉強会を実施しました。勉強会では、改めて運動の意義を理解するとともに、ボランティアの皆さんが運動の参考のために男女共同参画センターに館外学習に行ったことや議論を重ねて工夫してきたことを振り返りながら、運動への思いや今後の展望を語り合いました。


パープル・リボン運動パネル
パープル・リボン運動パネル


パープル・リボン勉強会の様子
パープル・リボン勉強会の様子


詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/news/elimination_violence2024.html


4  < 厚生労働省 > 「不妊治療と仕事との両立支援担当者等向け研修会」のご案内(オンデマンド・無料)

厚生労働省では、不妊治療は治療内容、治療期間等が労働者個々人の状況によりさまざまなことから、企業に相談体制、両立支援制度の整備等、男女労働者が不妊治療をしながら働き続けることができるよう取組をお願いしています。

企業の取組を支援するため、事業主、人事労務担当者、産業医、産業保健スタッフ、産婦人科医等の皆さんを対象に、産婦人科医、社会保険労務士、企業、労働者を講師に、不妊治療や両立支援制度、具体的な取組事例を内容とした研修会を実施します。期間中はいつでも受講できますので、ぜひ受講ください。


不妊治療と仕事との両立に関する研修会事務局


不妊治療と仕事との両立に関する研修会事務局
(委託先:有限責任監査法人トーマツ)
Mail:info_otoiawase@tohmatsu.co.jp
https://www.funin-ryoritsu.mhlw.go.jp/


5  < 厚生労働省 > 「母性健康管理研修会」のご案内(オンデマンド・無料)

厚生労働省では、働きながら安心して妊娠・出産できる職場づくりのために「母性健康管理研修会」を実施しています。基礎コースでは、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置、労働基準法に基づく母性保護等や職場の妊産婦の体調管理の留意点について説明、実践コースでは、企業の具体的取組事例の紹介、職場で起こり得るケースへの事例検討等を行います。

事業主、人事労務担当者、産業医、産業保健スタッフ、産婦人科医等の皆さんは、期間中はいつでも受講できますので、ぜひ受講ください。


「働く女性の心とからだの応援サイト」お申込み専用フォーム


「働く女性の心とからだの応援サイト」お申込み専用フォーム
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/kenshu2024/

事務局℡03-3456-4410(委託先:一般財団法人女性労働協会)

内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)
法人番号:2000012010019