「共同参画」2024年10月号

トピックス1

「ハットニャール博士の研究所」開催報告


8月8日は、「アンコンシャスバイアスに気づこう!」の日。一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は、この日にあわせて大丸有SDGs ACT5と共に、、子どもたちの可能性がひろがることを願い、小学生を対象にした無料イベント「ハットニャール博士の研究所 in 東京国際フォーラム~アンコンシャスバイアスに気づく6つのとびら」を開催しました。「とびら」と称した6つのテーマをとおして、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に気づき、ものの見方を変えてみよう!を目的としたイベントについてご報告します。

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所


全体集合写真(午後の部)
全体集合写真(午後の部)


6つのテーマを切り口とした「ハッ!」となる体験

テーマは6つ。ジェンダーバイアスに気づくことをテーマとした「性別の扉」をはじめ、みための色や味に注目した「おかしの扉」、標語をもとに語りあう「かるたの扉」、味覚の秘密にハッとなる「おいしさの扉」、物語を違う視点からみることの大切さに気づく「桃太郎の扉」、パラスポーツの体験から、どうせムリ等の自分自身に対するアンコンシャスバイアスに気づく「超人の扉」でした。

参加した子どもたちの声

・性別で決めつけている自分にハッとしました!

・ハイチュウの色だけで味を判断してしまった。見た目で決めつけていることが勉強になった。

・“リーダーはこうあるべきだときめつけず、私は私のスタイルで”という言葉がいいなと思った。

・味とにおいの体験にハッとした!家でも研究してみようと思った。

・「桃太郎は鬼を倒してよかったのか?」と考えさせられた。いろいろな視点や立場で考えようと思った。

・パラアスリートがすごかった!何でもムリと思わず、私もチャレンジしようと思った!


子どもたちにプレゼントした「研究ノート」への書きこみ
子どもたちにプレゼントした「研究ノート」への書きこみ


イベント終了後に寄せられた子どもたちの声

「このイベントに参加して、何事もあきらめずに挑戦することが大事だと思いました」「いつもやる前から“どうせできない”とあきらめてしまうけど、これからはそれをなくしていきたいです!」などの声が寄せられています。

また、このイベントをきっかけに、「今年の自由研究のテーマは、アンコンシャスバイアスにしました!」という報告を複数いただきました。公式サイトには、小学校4年生による自由研究「ヘアドネーションとアンコンシャスバイアス」をご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。


イベント報告の詳細は、こちらをご覧ください。
https://hatto88.com/report/event01/

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