「共同参画」2022年2月号

トピックス3

APEC BEST Award 2021(女性起業家コンテスト)
内閣府男女共同参画局総務課

APEC BEST AWARDについて

「APEC Business Efficiency and Success Target(BEST) AWARD」は、APEC域内の女性起業家のベストプラクティスを共有して女性起業家を応援し、活性化させることを目指して開催されているコンテストです。本年は、「Women’s Business; Driver of Inclusive Recovery(女性起業家~包摂的な回復の原動力として~)」をテーマに、2021年11月3日(水)にオンラインで開催され、APEC域内の9つのエコノミーから、16名の女性起業家が参加しました。


日本代表として、ウーマンメイク株式会社 平山亜美氏が参加

日本からは、内閣府主催 令和2年度「女性のチャレンジ賞」を受賞したウーマンメイク株式会社 代表取締役 平山亜美氏が女性起業家部門の候補者として参加しました。

プレゼンテーションを行う平山氏
プレゼンテーションを行う平山氏


また審査員として株式会社Will Lab(ウィルラボ) 代表取締役 小安美和氏並びに株式会社カレイディスト代表取締役 塚原月子氏が参加しました。

平山氏は、育児中の女性が働きやすい職場を創るとともに、女性が活躍できる地方農業を実現するため、ウーマンメイク株式会社を設立しました。ICTを活用して自動化や省力化を進めて働きやすさを追求し、軽量かつ安定して生産ができる水耕レタスの生産から販売まで行っています。コンテストでは、参加者によるビデオプレゼンテーションと審査員による質疑応答が行われました。平山氏は、事業を立ち上げた想いや事業説明のほか、スマート農業の活用方法や今後の事業の展望についてプレゼンテーションを行いました。平山氏のプレゼンテーションは高く評価され、ビジネスモデルに対しても素晴らしい取組であると称賛の言葉が贈られました。


コンテストの様子
コンテストの様子


平山氏からのコメント

分野を問わず、輝く女性は全世界にいました。

参加者全員が、起業をして仲間と共に発展している素晴らしい方々でした。

私は、農業で起業をして約6年。「農業を通じて女性が輝く社会を目指す」と理念を掲げ、誰もが働きやすい環境づくりを進めてきました。地方で始めたこのビジネスを、世界を舞台に発信する場を頂いたことはとても光栄でした。

これからも、より多くの女性が選択肢を持ち、活躍できる社会の実現に向けて、農業分野から取り組んでいきます。


「APEC BEST AWARD」については、こちらにも掲載しています。
https://www.gender.go.jp/international/int_kaigi/int_apec/wef2021.html


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