「その契約、大丈夫?」〜知っていますか?AV出演強要問題〜「そのアルバイト、大丈夫」〜知っていますか?JKビジネス問題〜

05 被害にあわないために(JKビジネス)

こんな時、どうすればいい?

【街で声をかけられた・友人から誘われた】

Q1
街で、スカウト等に「アイドルに興味はありませんか」、「店で働きませんか」としつこく声をかけられた。
A1
一見、普通のバイトに見える場合でも、性的な被害につながる場合があります。しつこく話かけてくる場合は、「興味はありません」、「できません」、「イヤです」ときっぱり断りましょう。
いったん仕事を始めると、店から客やファンを増やすように言われ、客から性的な行為等を求められても、断わりにくい状況に追い込まれる可能性があります。よって、声をかけられた時は、はっきり「イヤです」と断りましょう。

Q2
学校の友達から、高収入のバイトを紹介された。すこし怪しいと思ったが、断ると気まずくなるし、友達だからそんな変なことはしないと思いバイトを始めた。
A2
友人・知人からの勧誘だからといって、安心してはいけません。また、友人・知人だから「断りにくい」という理由で、不安に思うこと、イヤだと思うことに同意しないようにしましょう。

【個人情報の提供を求められた】

Q3
スカウトされた際、「SNSのアカウントを教えて」、「学生証などの身分証明書のコピーを取らせて」と言われた。
A3
気軽に住所・氏名・電話番号・メールアドレス・SNSのアカウント等の個人情報を教えたり、身分証明書を渡さないようにしましょう。後で、「断りたい」、「イヤだ」と思った時に、「親に言うぞ」、「学校にバラす」とおどされる場合もあります。

Q4
客に、SNSのアカウントや自宅の住所等を教えて欲しいと言われた。
A4
個人情報は教えないようにしましょう。個人情報を教えたことをきっかけに、客からSNSに頻繁にメッセージが届いたり、客が自宅に押し掛けてくる場合もあります。無視するとエスカレートし、命の安全がおびやかされる状況に発展する可能性もあります。つきまとわれたり、おどされたりした場合は、早めに警察などの相談機関に相談しましょう。

【性的な行為等を要求された】

Q5
客に性的な行為等(身体を触られる、露出度の高い服装や裸の写真・動画の撮影、性行為など)に応じるよう要求された。
A5
客に性的な行為を要求されたり、その様子を写真や動画にとられた時は、警察などの相談機関に相談しましょう。被害の拡大を防ぐためにできること等について相談することができます。
地域の女性センター(男女共同参画センター)や性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターでは、性犯罪・性暴力を始め、女性に対する暴力に関する相談をすることができます。

【ストーカーの被害を受けた】

Q6
客から交際をせまられ、つきまとわれたり、SNS等にメッセージが頻繁に届くようになった。
A6
「まだ大丈夫」と状況を放置しておくと、あなたやあなたの家族の身体や生命に危険が及ぶ場合もあります。客から好意を抱かれ、待ち伏せされたり、つきまとわれたり、SNS等に頻繁にメッセージが届くようになると、危険のサインです。早めに警察などの相談機関に相談しましょう。

【その他】

Q7
バイトや被害のことが、親や学校にバレるかもしれないと思うと、相談するのが怖い。
A7
いま、あなたが直面している問題や被害について、学校や親に知られることが怖いかもしれません。特に、親や学校との関係が上手くいっていない場合は、このような不安が強いかもしれません。
しかし、あなたの抱えている問題は、ひとりで解決することはとても難しいです。あなたの身体と心を守るためにも、まずは相談窓口に相談してください。どのように親や学校に伝えるかも含め、相談員とともに、あなたの安全・安心が守られる方法を考えていきましょう。

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05 被害にあわないため(JKビジネス問題)
06 相談窓口(JKビジネス問題)

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