- 日時: 平成18年4月24日(月) 10:00~12:00
- 場所: 内閣府3階特別会議室
(開催要旨)
- 出席者
- 会長
- 岩男 壽美子 慶應義塾大学名誉教授
- 会長代理
- 鹿嶋 敬 実践女子大学教授
- 委員
- 伊藤 公雄 京都大学大学院文学研究科教授
- 同
- 北村 節子 読売新聞社調査研究本部主任研究員
- 同
- 久保 公子 財団法人市川房枝記念会事務局長
- 同
- 河野 真理子 株式会社キャリアネットワーク代表取締役会長
- 同
- 五條 満義 東京農業大学助教授
- 同
- 坂本 純子 特定非営利活動法人新座子育てネットワーク代表理事
- 同
- 桜井 陽子 財団法人横浜市男女共同参画推進協会事業本部長
- 同
- 佐藤 博樹 東京大学社会科学研究所教授
- 同
- 住田 裕子 弁護士、獨協大学特任教授
- 同
- 辻村 みよ子 東北大学大学院教授
- 同
- 寺尾 美子 東京大学教授
- 同
- 平野 治生 財団法人日本広報センター理事長
(議事次第)
- 開会
- 国の審議会等における女性委員の登用の促進について
- 男女共同参画推進関係予算について
- 女性のチャレンジ支援策の推進について
- 閉会
(配布資料)
- 資料1-1
-
国の審議会等における女性委員の登用の促進について(男女共同参画推進本部決定) [PDF形式:49KB]
- 資料1-2
-
国の審議会等における女性委員の登用の促進について [PDF形式:60KB]
- 資料1-3
-
国の審議会等委員への女性の参画の拡大について [PDF形式:202KB]
- 資料1-4
-
国の審議会等における女性委員割合について [PDF形式:531KB]
- 資料2-1
-
平成17年度 男女共同参画推進関係予算政府案(総括表) [PDF形式:20KB]
- 資料2-2
-
平成17年度 男女共同参画推進関係予算政府案(分野別一覧表) [PDF形式:113KB]
- 資料3
- 女性のチャレンジ支援に関する評価方法調査(概要)(案)
- 資料4-1
-
「女性のチャレンジ支援策」について [PDF形式:377KB]
- 資料4-2
-
女性のチャレンジ支援策について」(パンフレット)
- 資料4-3
-
女性の「再チャレンジ支援地域モデル事業」について [PDF形式:234KB]
- 資料5
- 基本問題専門調査会第25回議事録
○国の審議会等における女性委員の登用の促進について、事務局から説明があった。
○男女共同参画推進関係予算について、事務局から説明があった後、自由討議が行われ、事務局が提示した資料(注)により、平成18年度予算の取りまとめを行うことが了承された。
注:本資料中の金額等は精査により変動があり得る。
○女性のチャレンジ支援策の推進について、事務局から説明があった後、自由討議が行われた。
- 佐藤委員
- 今回の指標開発目的が、国なりそれぞれの都道府県が女性のチャレンジを進めていく、それを評価できるような指標をつくるということで、伸び率を見ている。伸び率が高くても水準が低いというようなことがあるので注意していただきたい。これは両方を入れた指標をつくるのはなかなか難しく、指標のつくり方からしてやむを得ないということを御了解いただきたい。
- 岩男会長
- 今回は現在利用可能なデータを使われたということなので、例えば再チャレンジの指標など今後に向けてどういう指標が必要なのかということを考えていく必要があるだろう。
- 坂本委員
- 保育所の入所率について、申請書を出した人を対象としており潜在的ニーズを必ずしも捉え切れていないと思う。もう少し実感に近い数字を出していただけたらよかったと感じた。
- 河野委員
- 再チャレンジに関するデータを集めるのは難しいが、子育てで仕事から10年近く離れていた女性が再チャレンジするのは非常に厳しいのが実態。再チャレンジした女性を採用して教育しながら育てている団体や企業があれば、それをきちんと評価できるような指標ができるとよい。
○女性のチャレンジ支援策の推進について、事務局から説明及びビデオの上映があった後、自由討議が行われた。
- 辻村委員
- 「2020・30」の目標に向けて、指導的地位の女性の範囲については、今後この調査会で議論されると思うが、ポジティブアクションなどについて少し具体的な内容を指し示していくことは重要。伸び率を上げるためにはポジティブアクションを推進しなくてはいけないが、どこまでできるのか、何が必要なのかというようなモデルケースの検討を行い、それを具体的に示していくということが必要だと思う。
(以上)