ESCAP北京+30に関するアジア太平洋閣僚級会合

  1. 開催期間︓2024年11⽉19⽇(火)〜21⽇(木)
  2. 開催場所︓国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)本部(タイ王国バンコク)
  3. 開催趣旨︓1995年に北京で開催された第4回世界⼥性会議において採択された「北京宣言」及び「北京⾏動綱領」のアジア太平洋地域における過去5年間の実施状況 をレビューすることで、ジェンダー平等、女性のエンパワーメント、及び持続可能な開発のための2030アジェンダの完全な実現のための課題、好事例、教訓を加盟国及びステークホルダー間で共有することを目指す。また、その報告をもって、2025年3⽉に⽶国ニューヨーク国連本部で開催予定の第69回CSW(国連女性の地位委員会、通称「北京+30」)に貢献することを目的とする。
  4. 出席者︓46の加盟国及び準加盟国、260以上の国際機関や市民社会組織
  5. 日本政府代表団の構成:大崎麻子代表(第69回国連女性の地位委員会日本代表)、内閣府(小八木大成内閣府大臣官房審議官)、外務省(在タイ王国⽇本⼤使館)
  6. 会合の成果
    (1)
    本会合に向けて、アジア太平洋地域における北京宣言および北京行動綱領の実施に関する政府間レビューに情報を提供する目的で地域レポートが作成された。
    「Charting new paths for gender equality and empowerment: Asia-Pacific regional report on Beijing+30 review」
    地域レポート紹介動画
    (2)
    小八木大成内閣府大臣官房審議官が11月19日にステートメント(英語[PDF形式: 109KB]別ウインドウで開きます /日本語[PDF形式: 151KB]別ウインドウで開きます )を発表し、この5年間の主な取組として、第5次男女共同参画基本計画の閣議決定、「男女の賃金の差異」の見える化、女性役員比率の数値目標の設定などの女性活躍促進に係る取組、刑法やDV防止法の改正などジェンダーに基づく暴力に係る取組等について紹介しました。また、大崎麻子日本政府代表が11月20日に「アジア太平洋地域における女性の参画とリーダーシップの強化」と題したテーマ別討論にてステートメント(英語[PDF形式:97KB]別ウインドウで開きます /日本語[PDF形式:129KB]別ウインドウで開きます )を発表し、2023年に策定した第三次女性・安全保障・平和(WPS)国家行動計画において、自然災害・気候変動への対応にWPSの視点を盛り込むことを定めたことなどを紹介した。また、大崎代表は同日の「分断を埋め、重要な移行を円滑にするジェンダー変革的行動を通じたジェンダーの平等の加速」と題したテーマ別討論においてもステートメント(英語[PDF形式: 53KB]別ウインドウで開きます /日本語[PDF形式: 189KB]別ウインドウで開きます )を発表し、地方における自治体や企業等が協力してジェンダーギャップの解消にあたる取組を好事例として紹介した。
    本会合のホームページ
内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)
法人番号:2000012010019