先輩からのメッセージ
- 嘉陽 奈々さん
- 株式会社日本触媒
- 電池材料研究部
- 電池材料の部材の研究を行ってまだ1年しか経過していませんが、ようやく仕事にもなれてきて、毎日楽しく実験を行っています。大学生の頃からエネルギー関係の研究を行っており、これから益々発展するであろう分野で社会に貢献できる仕事ができていることに、とてもやりがいを感じています。
理工系分野を選択した時期・理由
小学生の頃は読書が好きで、国語が得意な文系少女でしたが中学生の頃に太陽光パネルのCMをみてエネルギー分野に興味をもち始めました。そのころから、エネルギーに関する本を読んだりするようになりました。理系科目が得意なわけではありませんでしたが、好奇心と好きという気持ちだけで受験勉強なども頑張っていたように思います。大学もそのまま工学系に進み、興味があったエネルギー関係の研究を行うことができ、そのまま仕事にも活かせています。
現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ
クリーンエネルギーという言葉が浸透してきて、エネルギーを生み出す際も環境にやさしくという意識が高まってきています。限りある資源の中、科学の力を駆使すればクリーンなエネルギーを生み出すことができることにとても面白さを感じています。単純にエネルギーを生み出すってかっこいいですよね。社会に貢献できているという実感もあり、とてもやりがいがある仕事だと思っています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
私が工学部にいた際は女性比率2割未満でしたが、最近理系を選択する女性も増えてきて、マイノリティではなくなってきているように感じます。将来の不安もあるかと思いますが、もっとラフに、好きなことを選択していくという考えで、理系の道であったり、その先の選択肢を選んでいってもいいのかなと個人的には思います。同じ目標をもって働く仲間という意味で性別は関係ありません(^^)