理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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小林祐子プロフィール写真
  • 小林 祐子 さん
  • (株)東芝研究開発センター
  • 機械・システムラボラトリー研究主務
  • 日本機械学会に所属。主に柔軟媒体搬送技術の研究に従事。例えば、紙幣や郵便物を分離・搬送する技術の研究など。

工学系分野を選択した時期・理由

高校2年生の時に、文系・理系の選択があり、さんざん悩んだ挙句、理系にしました。数学と化学は好きでしたが、物理は授業が面白くなく苦手でした。英語は帰国子女なので得意な方でしたが、その他の文系科目は苦手で興味がなかったので、消去法で理系を選択しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

紙(コピー紙・紙幣・郵便物など)は身近で親しみが持てますが、これらを扱う製品分野(複写機・ATMなど)では、紙の柔軟性・環境依存性・多種多様な状態(折れ・曲げ・切れなど)に悩まされます。学理的に確立していない点、製品ごとに少しずつ異なる問題(一枚ずつ確実に分離する方法の模索、静電気対策、高速搬送技術など)がある点、これらを少しずつ解き明かしていく過程が面白いと感じています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

最近の理工系分野は、多種多様化し、新しい形で発展してます。きっと、皆さんの興味を惹く学問・研究・仕事があると思います。大学選び、会社選びの際には、選択肢のひとつとして「理工系」分野を考慮してみてはいかがでしょう。

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