先輩からのメッセージ
理工系分野を選択した時期・理由
小さいころから理科が好きで、何かと病院に行く機会が多かった影響で医療関係に興味がありました。中学生になると理科に加え、数学にも面白さを感じ、高校で理系を選択しました。高校生になると、医療関係よりも建物や都市環境の整備によって人々が生活しやくすなるバリアフリーに関心を持ち、大学では建築学科に進学しました。
現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ
現在は建築指導課で構造に係る建築審査を担当しています。審査した建築物が実際に建つというとても責任を感じる仕事で、プレッシャーが大きいですが、やりがいがあります。また、耐震化促進に関わる業務では助成金の受付業務や窓口対応で区民の方と接する仕事もしています。区では他にも都市計画や地域整備、区有建築物の維持保全など幅広く建築に関わることができる点に魅力を感じています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
女性であるからと言って自分の興味のある分野を諦める必要はないと思います。わたしは高校のとき物理選択しましたが、物理選択した女子はクラスで一人でした。自分の関心ある分野に進めば同じような考えを持った気の合う友人ができます。「女性はこうでなくてはいけない」という考えはなくし、理系分野に興味があれば、あきらめずに自分の好きな道に進んでください。