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先輩からのメッセージ
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M.Fさん
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NECソリューションイノベータ株式会社
デジタル基盤事業部第三グループ プロフェッショナル
卒業後はシステムエンジニアやソフトウエア開発の仕事をしていました。その後、外部組織への出向経験などを踏まえ、現在は、サイバー攻撃からお客様のシステムを守る、サイバーセキュリティ関係の仕事をしています。産学連携の活動にも注力しており、大学の社会人ドクター、研究員として、セキュリティを学ぶ学校の講師や、サイバー攻撃検知などの研究活動、研究のビジネス化にも携わっています。情報処理学会などでの論文発表や、国際的なセキュリティカンファレンスでの研究発表など社外活動も行っています。
理工学系分野を選択した時期・理由
比較的早い時期から一生働きたいと思っていたため、手に職を付けたかったことが最大の理由です。化学系か情報系で迷いましたが、大学見学でAIロボットの研究に興味を持ち、情報工学を選択しました。
現在の仕事（研究）の魅力やおもしろさ
サイバーセキュリティ含むIT業界は進化の速度が速く、日々新しい技術や情報にキャッチアップする必要があります。長年会社に勤めていてもマンネリすることは決してなく、日々勉強＆トライアンドエラーで、型にはまらない臨機応変さも求められます。大変なこともある反面、刺激があって楽しい毎日を送っています。産学連携においては、自分が研究で考えたアイディアが世にサービスとして出ていき、お客様の役に立っているのを見られることも、やりがいがあります。また、サイバーセキュリティの仕事は人脈が大切なため、PCに1人で向かうよりは、他の部署、組織、お客様と連携して進めることが多く、様々な背景、立場の方と関われるのも魅力の１つです。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
お金をもらうためだけに働くのでは勿体ないので、自身が楽しみながら、社会に役立つ実感を持ち、周りの人と一緒に成長していける働き方ができると素敵だと思います。
ＩＴ業界の場合、エンジニアだけではなく、お客様寄りの営業職、アイディアを具現化する企画職など様々な職があります。エンジニアでも、お客様の課題解決をする役割、課題解決のためのシステムを作る役割、作ったシステムを守る人など、多くの選択肢があります。それぞれの長所を生かした働き方が可能ですので、自身が得意な領域でプロフェッショナルを目指せると良いと思います。専門職で手に職をつけることは、長期的に見ても非常に強力な武器になりますので、難しそうだというイメージを捨てて、チャレンジしてみて欲しいです。