「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 上智大学
- 〒102-8554
- 千代田区紀尾井町7-1
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上智大学
組織概要
上智大学は1913年、当時のローマ教皇の命を受けた3人のイエズス会神父によって設立されました。そのルーツはフランシスコ・ザビエルまで遡り、1549年にキリスト教布教のために来日した際、日本人の資質を高く評価し、当時のローマのイエズス会総長に、日本の首都に大学の設立を要請する書簡を送りました。この書簡こそ、上智大学の起源となるものです。
本学には3つの目標があります。第1は「Men and Women for Others,with Others」, すなわち自分自身の利益のためだけではなく、他者とともに、他者のために貢献する人間を育成することで、イエズス会の教育の精神を継承したものです。第2は、「Global Competency」、すなわち「グローバル社会に対応できる能力」を備えた人材を育成することで、(1)文化の違いを肯定的に捉え、積極的に関与できる能力、(2)複数の外国語を話し、理解し、考え、他者とコミュニケーションできる能力、(3)世界の歴史・地理・国際政治、あるいはグローバル・イシューに対する十分な知識を持つ能力を獲得する教育です。第3に「Multidisciplinary Network」、すなわち、複数の学問領域が緊密に連携し、現代社会における複雑で困難な課題の解決に貢献するための教育活動で、他学部の専門分野や学際領域のアプローチを容易にし、文系・理系が融合した研究や大学院と連携したカリキュラム、研究機関が主催する多様なシンポジウムなど、意欲的な試みを実施しています。現在、8つの学部28学科、10の研究科からなり、学部生10,528名、大学院生1,208名が様々な分野で学んでいます。
理工系分野・部門の紹介
上智大学理工学部は「複合知」を備えた人材の育成のため、「理工融合型」であり、また「文理融合型」の側面も持っています。急速な変貌を遂げている社会の仕組みや科学技術に適応できる力を身につけられます。
- 【物質生命理工学科】
- 自然界にある「物質と生命」を探究(=Science)し、新物質の創成、資源の循環利用、新しい物性・機能の構築を目指す学科です。学科科目では、生命現象を分子、原子レベルでとらえ、実験では化学・物理学・生命学に共通する技術や理論を中心に、その基礎を学習します。
- 【機能創造理工学科】
- 新しい物理現象の発見や応用の可能性を考え、これまでにない機能の創造、創出を目指す学科です。数学、物理学、機械工学、電気・電子工学など既存の学問を有機的に結びつけ、新たな機能を創造・設計していきます。理工融合による「複合知」を駆使し、産業技術と自然科学との調和をはかりながら、人間と環境保全の支援に役立つ学問を実践していくことが大きな目標です。本学科では、自然科学の基礎を学んだあと、これらの学問を探究していくか、技術に応用するかといった2つの大きな方向性を選んで学習できるカリキュラムになっています。
- 【情報理工学科】
- "知識"を体系的に整理し、活用するために「分析・解析・統合するための情報」を扱うとともに、"情報"を有機的に組み合わせ、適切な形で人間や社会に還元する能力を養成する学科です。理工学の基礎教育を徹底して行い、"情報"がもつ知識、知恵、経験を通じて人間と社会を深く理解します。また、自然科学を基礎に人文・社会学科と連携した学際的視点も重視します。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
急速に発展を続ける科学技術は人々の生活を豊かにする一方で、地球規模での環境破壊や核の脅威などの重大な問題を引き起こしてきました。科学技術を学び、研究するものには、グローバルな視点から、これらの問題を認識し解決できる能力が、これまで以上に強く求められています。そこで理工学部では、科学技術の基盤となる理工学分野の専門を極めながら、専門を超えて関連する他分野と連携できる感性や知識を備え、さらには、理系と文系といった垣根を越えて自在に思考し、複雑な課題の解決に貢献できる次世代の研究者、技術者となる人材を育てることを目的としています。また、理工学部の女子学生の人数は年々増加している傾向であり、女子学生がよりよい環境で学業の遂行ができるように支援をしています。
本学では、平成21年度から上智大学「グローバル社会に対応する女性研究者支援」プロジェクトを実施しています。様々な取り組みによって若手女性研究者の研究力が向上し、活躍の場が広がる事によって、本学を目指す女子高校生や女子学生のモチベーションを高め、理系進学の促進を図っています。
より具体的な内容は下記のホームページをご参照ください。
上智大学「グローバル社会に対応する女性研究者支援」プロジェクト
リコチャレ応援イベント
- 第2回「女子高校生のためのSophia実験教室」
- 女子高校生を対象に本学の理工学部教員及び学生による理科実験教室を開催。この実験教室を通じて、実験の楽しさを知り、本学理工学部の紹介や研究者との交流により次世代育成に貢献することを目指す。
- 実施日 2011年7月30日(土)
- 女子高校生を対象に本学の理工学部教員及び学生による理科実験教室を開催。この実験教室を通じて、実験の楽しさを知り、本学理工学部の紹介や研究者との交流により次世代育成に貢献することを目指す。
- 会場 上智大学四ツ谷キャンパス 3号館1階3-123教室
- <連絡先>上智大学女性研究者支援事務局 Tel/Fax: 03-3238-4052 E-mail: wrsswg@sophia.ac.jp
- 実験テーマ
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☆3Dで生命の不思議を体験しよう
★色の変化をみてみよう-呈色反応と振動反応―
☆コンピュータはもっと楽しくもっと便利に~Computer Human Interactionの世界~
★虹を作ろう