「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 日本女子大学 理学部
- 〒112-0015
- 東京都文京区目白台2-8-1
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日本女子大学 理学部
組織概要
日本女子大学は女性の人間的目覚めと自立を掲げ、1901年に女子高等教育機関として創立されました。家政学部・文学部・人間社会学部・理学部の4学部15学科、家政学研究科・人間生活研究科・文学研究科・理学研究科の5研究科18専攻を擁する総合大学で、学部・大学院をあわせ約6500人の学生が目白キャンパスと西生田キャンパスで学んでいます。
創立者成瀬仁蔵は教育理念を「信念徹底・自発創生・共同奉仕」の三大綱領に集約しました。自らの資質や使命を見出し全身全霊尽くすことを求める「信念徹底」。各人の独自牲の発揮と社会的使命の実現を重視する「自発創生」。よりよい社会をつくるために連帯感と協調を求める「共同奉仕」。広い意味でのヒューマニズムであり、個を尊重し社会や文化の特色を認識し国際的連帯と平和の確立を図ることが期待され、自由で進取の校風に育まれた卒業生は社会のあらゆる分野で活躍をしています。
理工系分野・部門の紹介
本学の理学部は私立女子大学で唯一であり、数物科学科と物質生物科学科の2学科があります。また、大学院博士前・後期課程(数理・物性構造科学専攻、物質・生物機能科学専攻)を備えています。
数物科学科は、数学・物理・情報を学べる学科であり、3年次からは数学情報コース、物理情報コースに分かれて専門分野を研究していきます。教員免許状も数学・理科・情報の3教科を出しています。本学科の特徴は、少人数クラス・ゼミによる丁寧な教育、本学創立時から続いている実験教育、充実した研究設備があげられます。また、自主的な研究活動として、目白祭では3年生を中心に自由研究発表も活発です。
物質生物科学科では、授業のほとんどが選択科目で、生物と化学に加えて環境化学や分子生物学など、幅広い分野を学ぶことができます。それぞれの分野のなかでも十分な授業科目が用意されているため、生物と化学をきわめて専門的に学ぶことも可能です。そこには、いま注目されている環境問題やバイオテクノロジーも含まれ、複合領域を学べる全国的にも珍しいユニークな学科内容となっています。これらの広い領域から、自分の関心や将来の希望に応じて自由にカリキュラムを組めるのも本学科の大きな魅力です。また、演習授業や卒業研究では少人数で徹底した理解を求めることができ、研究室は大学院生と卒業研究生が中心となって、厳しくも楽しい学びの場となっています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
自然科学は、世界を知り、自分自身を知ろうとする人類の知的活動の中核です。自然に対して抱いた好奇心や疑問について自分自身で考え、実験によって答を求める、そんな創造的で楽しい世界にみなさんをお誘いします。
現在、この学部で学んだ多くの卒業生が、研究者・技術者・教員だけでなく、理系の知識を活かしてさまざまな分野でワークライフバランスを大切にしながら息長く活躍しています。このような先輩たちの実績は国や企業で高く評価されています。今、社会は理系女性の活躍を積極的に求めており、就職に関してもまさに追い風です。
本学部では少人数教育だからこそ実現できるきめ細かい対応で、皆さんのやりたいことに真剣に向き合って応えていきます。しっかりと実力をつけ社会で大きく羽ばたいてください。
リコチャレ応援イベント
本学部では、科学技術振興調整費による「女性研究者マルチキャリアパス支援モデル」プロジェクトを提案・推進し、高い評価を得ました。また、中高生向けにサマースクールを開催しています。随時情報が更新されますので、次のホームページをご覧下さい。
女性研究者マルチキャリアパス支援モデル