「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 学校法人北里研究所 北里大学
- 東京都港区白金5-9-1(本部)
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北里大学
組織概要
北里大学は1962年(昭和37年)に、社団法人北里研究所創立50周年を記念して創設されました。世界的な細菌学者であり、我が国の近代医学と衛生行政の発展に多大な貢献を果たした北里柴三郎博士を学祖と仰ぎ、博士が生涯を通して示された「開拓・報恩・叡智と実践・不撓不屈」を建学の精神とし、人材育成の柱としています。
2008年(平成20年)4月1日には、社団法人北里研究所と学校法人北里学園が法人統合し、北里大学は学校法人北里研究所が設置する大学として新たなスタートを歩むこととなりました。この統合により、北里大学は7学部(理学部・獣医学部・海洋生命科学部・薬学部・医学部・看護学部・医療衛生学部)、3附置研究所、4附属病院を擁する大学となりました。また新法人は、大学のほか2つの専門学校を有し、学生数9,500名、教職員数5,700名を超える組織となっています。 現在、本学は生命現象の科学的解明、生物資源の探索と利用などを目標とし、これらの分野で活躍する優れた人材の育成に努めるとともに、生命科学に特化した極めて個性的な大学として、社会的にも高い評価を得て参りましたが、これまで培ってきた伝統や力、人的・物的資源という"オール北里の叡智"を結集することで、生命科学、医療科学分野において、より高い水準の教育・研究活動を推進し、現代社会が直面する課題に積極的に応える"生命科学のフロンティア"をめざしています。
理工系分野・部門の紹介
本学理学部は、物理学科・化学科・生物科学科の3学科で構成され、最先端の実験・研究設備で基礎知識を身に付けます。「分子」を共通の言葉として物理、化学、生物を学び、融合した手段・思考を駆使して生命科学へ挑戦できる人材を育成します。
卒業後の進路については、1年生から段階的に就職意識を養成するプログラムを用意しています。3年次では、北里大学創設以来6千人を超える理学部同窓会の支援を受け、模擬面接講座などの実践的な指導を行い、高い就職率を維持しています。また、平均5割の学生が大学院へ進学し、その半数以上は国公立の大学院へと進学しています。どこにでも合格できる実力は、理学部の「基本に忠実なカリキュラム」の成果です。
<学科詳細>
- 物理学科
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新機能物質や測定法の開発、生命機能の解明、そして宇宙の起源まで、科学のフロンティアで物理の対象とする現象は広がっています。本学科では物理学の方法論を駆使してこれらのフロンティアを切り拓いていく力を養成することを目標としています。
講義、演習、実験により、未知の領域を切り拓く力を持ち基礎研究の場でも応用研究の場でも活躍できる人材の育成に全力で取り組んでいきます。 - 化学科
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地球温暖化やエネルギー不足など、現代社会が抱えるさまざまな問題を解決するために、化学が中心的な役割を担っています。
化学科では現在の科学分野が求めている「目的に合った物性や機能をもつ化合物を分子レベルで設計、合成し、その性質や反応を明らかにする」能力を得るために必要な知識や技術を身につけさせることを主な目的としています。
身につけた知識や技術を基盤として研究や開発、教育分野で活躍できる人材を育てていきます。 - 生物科学科
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生物の高次機能が分子レベルで次々と解明されています。このような研究分野は、伝統的に、女性の研究者が活躍している分野でもあります。
生物科学科では、現代生物学の基幹となる分子生物学、細胞生物学、発生生物学、免疫生物学などの講義や、最新の機器を駆使した充実した実習や実験により、生命科学の最先端を切り拓く人材を育成することを目標としています。理学部だけでなく基礎医学分野で活躍する卒業生が多いのも本学科の特色です。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
~知的好奇心という可能性~
日本近代医学の父とも称される北里柴三郎博士は顕微鏡を覗いたときに"面白い"と感じたことが、研究者としての始まりでした。その遺志を継ぐ本学理学部では、小さな好奇心から大きな可能性を引き出し、確かな力に育てます。