「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 帝京科学大学
- Teikyo University of Science & Technology
- 山梨県上野原市八ツ沢2525
組織概要
本学は、生命環境学部、医療科学部、こども学部の3学部で構成され、生命環境学部は、生命科学科、 アニマルサイエンス学科、環境科学科の3学科で、医療科学部は、理学療法学科、作業療法学科の 2学科で、こども学部は、こども学科の1学科でそれぞれ構成されています。 また、大学院も設置されており、研究面でも高い評価を受け、教育にも熱心な教員陣を擁しています。
教員は83名、学生は学部1,902名、大学院62名の計1,964名が在籍しています。(2008年5月1日現在)
理工系分野・部門の紹介
本学は、生命・動物・環境・医療・こどもの5つをテーマとした 教育研究を展開しています。 そして、人と自然の調和をめざす21世紀の科学と技術を見につけた人材の養成の要望に応え、科学的創造力と地域で育まれる豊かな心によって社会に貢献する実践力のある人材を養成することをめざしています。
【生命環境学部】
- ① 生命科学科
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現代の私たちが暮らす21世紀の社会は生命科学の時代と言われ、再生医療や遺伝子治療など、以前は夢と思われた技術が現実となる時代を迎えています。
さらには、医療、福祉、食生活、環境などあらゆる面で、生命を科学的にとらえ、広い意味で「生命現象」を解き明かして社会に生かすことがますます求められるようになっています。
生命科学科では、このような生命科学に対する要求、なかでも少子・高齢化社会を迎え、ますます求められるであろう「ヒトの健康を科学する」ことをモットーとして、生命コース、健康コース、臨床工学コースが連携して、基礎から実践まで幅広い研究・教育活動を行っています。
そして、生命科学科で学んだ知識や技術を生かし、バイオテクノロジー産業の現場、食品・健康関連業界、高度医療に携わる医療技術者など、社会のニーズに応える人材を育成しています。
叶えたい夢の実現のために、中・高教職資格、学芸員、食品衛生管理者、ウエルネスデザイナー、臨床工学技士など、様々な資格を大学で学びながら取得することも可能です。
- ② アニマルサイエンス学科
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「人と動物の共生」を理念にして作られた日本で初めての学科です。
教員は皆、経験豊かな専門家で、わかりやすい講義・実習を工夫して行っています。
学生の自主的な学びを重視し、学科全体で支援をしています。
そのため活発な学生活動が学科の特色の一つになっています。
例えば、学生の手で年2回企画・運営されている「障害のある方のための乗馬会~乗る・馬・体験~」は始まって5年になり、地域から頼りにされる活動に育っています。
他にも、実験動物や畜産動物の福祉、犬の多頭飼育問題に取り組むグループ、地元の山村に家を借りて地道な活動を続けるグループ、犬の力を活かした獣害防除に取り組むグループ、上野や多磨動物園を活動の場とするグループ、等、多くのユニークな活動が行われています。
都心から1時間の近くにありながら、大学の周囲には豊かな森が広がり、ムササビやツキノワグマ等も未だ数多く暮らしています。地元の上野原にはペット可のアパートや下宿も多く、犬と共に大学に通う学生もめずらしくありません。
21年度から、自分の好きなことをより深く学べるよう、4コース制が始まります。
コース選択は3年次なので、入学後じっくり選ぶことができます。
- ③ 環境科学科
- 環境の現状を正確に把握できる科学技術を身につけ、環境問題を解決するための知識を習得します。2年生から「生物との関わりから環境問題を学ぶ」自然環境コースと「化学の力で環境問題を解決する方法を学ぶ」環境ケミストリーコースの、2コースに別れ、それぞれ専門科目を履修しますが、環境科学を学ぶ上で重要な両コース共通の基礎科目も同時に学ぶことができます。
【医療科学部】
- ① 理学療法学科
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理学療法学科は平成19年度に開講して二年目を迎えることができました。
帝京科学大学には今年度より既存の生命環境学部のほかにこども学部、そして医療科学部にも作業療法学科が開設されました。まさに生命や医療を対象とする総合大学となりました。
人間の身体はもちろんのこと、臨床工学やアニマルセラピーやロボットセラピーなどの幅広い知識とともに理学療法を学ぶことができるのも、本学科の特色であると考えています。
- ② 作業療法学科
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激しく移り変わる社会の中で、個人や家族が求める医療や福祉への期待や要望も、複雑化・多様化しています。
これからの作業療法士に求められるのは、専門的な知識や技術はもちろん、幅広い教養と道徳的、応用的実践力、そして、人をトータルな視点で見つめられる力です。
人と自然の調和を建学の精神とする帝京科学大学には、多岐にわたる一般教養科目をこれからの時代に適応できる豊かな教養と優れた実践力を持つ人材を育成します。
【こども学部】
- ① こども学科
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こども学科は、命の温もり、自然の美しさ、不思議さを幼少期の子どもに伝え、豊かな子ども文化を創造できる、元気な子どもたちを育てられる教育的指導者を養成します。そのために次のような特色ある教育を行います。
第1の特色は、「自然と科学技術の教育的活用法を学ぶ」という点です。こども学科では、身近な動植物との触れ合いを通して生命や自然に対する子どもの感受性を育み、ロボットなどの玩具を使った遊びを通して好奇心と創造力を育む、特色のある教育方法を学びます。
第2の特色は、「体験学習と実践能力の養成を重視した教育」という点です。こども学科では、地域の施設等での実習を重視したカリキュラムに加えて、学生の自主的な活動を単位認定する仕組みを備えることで、「自ら考え、身についた知識」の修得を重視します。
教育とは、お互いに学ぶによって成り立ちます。したがって、教育的指導者には、子どもたちから学ぶことができる感受性と学習能力が必要です。
先にあげた2つの教育の特色は、学生自身が、自然の美しさ、不思議さを生き生きと感じ取り、子どもたちから学ぶことができる豊かなコミュニケーション能力を実践的に身につけることを目指した教育を目指すものです。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
本学には他にないユニークな学科が揃っています。
それは新しい時代には、新しい学問が必要だからです。私たちが教育研究のテーマに掲げているのは、生命・動物・環境・医療・こどもの5つですが、このテーマこそ人類の未来をかけて科学が取り組むべきもの。
本学なら、斬新なカリキュラムで未来科学のエッセンスが吸収できます。