「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 愛媛大学
- 愛媛県松山市道後樋又10番13号
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愛媛大学
組織概要
教育研究組織(理工系分野)(平成25年5月1日現在)
学部・コース:理学部,工学部,農学部,スーパーサイエンス特別コース
大学院:理工学研究科,農学研究科,連合農学研究科
研究センター:沿岸環境科学研究センター,地球深部ダイナミクス研究センター,プロテオサイエンスセンター,東アジア古代鉄文化研究センター,宇宙進化研究センター,南予水産研究センターなど
教職員数(全学):2,198人(教員 964人 教員以外 1,234人)
学生数(全学):学部 8,394人(うち女子学生3,293人) 大学院 1,248人(うち女子学生340人)
留学生数(全学):321人(29カ国)
→詳細については,愛媛大学概要 をご覧ください。
理工系分野・部門の紹介
愛媛大学には,理学部,工学部,農学部の各学部とスーパーサイエンス特別コースならびに理工学研究科(博士前期・後期課程),農学研究科(修士課程),連合農学研究科(博士後期課程)の各研究科があります。また,沿岸環境科学研究センター,地球深部ダイナミクス研究センター,プロテオサイエンスセンターという3つの世界最先端レベルの研究を行うセンターを有しています。さらに,愛媛大学には教職員能力開発拠点(文部科学大臣認定の全国共同利用拠点)があり,教育・学生支援の充実のため,教職員の能力開発を推進しています。各学部及びスーパーサイエンス特別コースの概要は以下のとおりです。
- 理学部
- 数学科,物理学科,化学科,生物学科,地球科学科の5学科があり,自然環境,社会環境と調和した新しい科学のフロンティアを切り開くことを目指しています。「未知への挑戦」を原点とし,「好奇心と創造力が自然の神秘を解き明かす」をモットーに,自然の法則や原理について幅広く,深く学び,科学に基づいたものの見方や考え方を培います。自然および自然と人間の関わりについて包括的な理解を身につけ,それを社会に活かせる人材を育成します。
- 工学部
- 機械工学科,電気電子工学科,環境建設工学科,機能材料工学科,応用化学科,情報工学科の6学科があり,「自立的技術者・研究者としての素養の涵養」,「創造的基礎能力の育成」及び「人間的基礎力の育成」を教育理念としています。工学の基礎的知識を備え,総合的に活用できる創造的能力とグローバルな視野からの多面的な判断に基づく主体的,自立的な行動力で,急激に進歩する科学技術の中で技術革新をリードする人材を育成します。
- 農学部
- 生物資源学科の中に生物生産システム学,施設生産システム学,資源・環境政策学,応用生命化学,森林資源学,地域環境工学,生物環境保全学の7専門教育コースならびに農山漁村地域マネジメント特別コース,海洋生産科学特別コースを設置し,自然と人間が調和する循環型社会を創造することを理念としています。生命現象及び循環・再生の概念の理解の上に,生物生産技術の開発と普及,生物資源の利用と管理,環境の保全と創生などに関する高度な専門的知識・技術を修得し,地域社会や国際社会における食料・資源・環境に関する様々な問題の解決に貢献できる人材を育成します。
- スーパーサイエンス特別コース
- 環境科学コース,地球惑星科学コース,生命科学工学コースの3コースがあり,独自のカリキュラムにより,愛媛大学が世界に誇る上記の3つの研究センターとその関連研究分野の次世代を担い,国際的に活躍できる優れた人材を育成します。スーパーサイエンス特別コースは,文部科学省の「理数学生応援プロジェクト」(理数分野への高い関心と能力を有している学生を見出し,さらに伸ばすために,入試方法・教育プログラムの開発・実践や工夫した取組を行う事業)に採択されています。本コースでは女子学生の受け入れに高い実績があり,過去3年間の入学者35名のうち21名を女子学生が占めています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
愛媛大学では,平成22年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業に採択され,本学の女性研究者の育成及び活躍の推進を目的に,全学的な女性研究者の研究推進拠点として,女性未来育成センターを設立しました。
本センターの取組は,女性研究者が活躍できる環境を整備するのみならず,次世代の育成も図り,最重要課題として女性研究者増員にも取り組むという,全世代対応のプログラム構成となっています。そのため,裾野拡大を目的として小・中・高校生に理系へ興味を持ってもらうための活動をしています。活動の中心は「サイエンスひめこ」という理系女子学生のグループで,女子高生にとっては,より理系を身近に感じてもらうための効果が高く,そのイベントに参加した高校生が大学に入学後,「サイエンスひめこ」に憧れをもって活動に加わっています。
さらに,「サイエンスひめこ」のメンバー自身も,活動を通じて自らのアクティブラーニングとなっており,「学生中心の大学」を謳う愛媛大学としても,これら次世代育成の活動に注目し,本センター及び理工農系学部との協力連携体制を緊密に構築しています。
今後も,愛媛大学ダイバーシティ推進本部女性未来育成センターは「サイエンスひめこ」の活動をサポートしていきます。
→詳しくはこちら:女性未来育成センター