「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 国立大学法人 京都大学
- Kyoto University
- 京都市左京区吉田本町
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国立大学法人 京都大学
組織概要
京都大学は、1897年の創立以来、本年(2013年)で116年にわたる歩みを重ね、自由の学風のもと闊達な対話を重視するとともに、世界都市・京都において自主独立の精神を涵養し、地球社会の調和ある共存に貢献すべく、質の高い高等教育と先端的学術研究を推進してきました。本学は、およそ5,450名の教職員、22,900名の学生を擁し、10の学部、18の大学院研究科等、加えて国内随一の多様性を誇る14の研究所、高等教育・学術研究を支える20の教育研究施設の他、附属図書館や医学部附属病院、世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラムに採択された「物質-細胞統合システム拠点」を有するに至っています。
また、広く世界に開かれた大学として国際交流を進め、多くの留学生、外国人研究者を受け入れるとともに、より良い教育・研究環境の整備に努め、様々な共同研究や、ノーベル賞等の受賞者を多数輩出する優れた研究を推進しています。
理工系分野・部門の紹介
本学の理工系分野における研究の多様性とユニークさは群を抜いており、霊長類研究やiPS細胞研究などはその一例です。京都大学においては、1年生からの少人数ゼミ「ポケットゼミ」を通じ、独創的な研究を行っている研究者から最先端の研究の手ほどきを受けることができます。また、各学部での教育を通じて高度の専門能力をもち、社会の多様な分野で活躍できる人材を育成しています。
- ■理工系分野の学部・学科
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理学部: 理学科 工学部: 地球工学科、建築学科、物理工学科、電気電子工学科、情報学科、工業化学科 農学部: 資源生物科学科、応用生命科学科、地域環境工学科、食料・環境経済学科、森林科学科、食品生物科学科 総合人間学部: 認知情報学系(認知・行動科学関係、数理情報論関係)、自然科学系
- ■理工系分野の研究科・専攻
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理学研究科: 数学・数理解析専攻、物理学・宇宙物理学専攻、地球惑星科学専攻、化学専攻、生物科学専攻 工学研究科: 社会基盤工学専攻、都市社会工学専攻、都市環境工学専攻、建築学専攻、機械理工学専攻、マイクロエンジニアリング専攻、航空宇宙工学専攻、原子核工学専攻、材料工学専攻、電気工学専攻、電子工学専攻、材料化学専攻、物質エネルギー化学専攻、分子工学専攻、高分子化学専攻、合成・生物化学専攻、化学工学専攻 農学研究科: 農学専攻、森林科学専攻、応用生命科学専攻、応用生物科学専攻、地域環境科学専攻、生物資源経済学専攻、食品生物科学専攻 人間・環境学研究科: 共生人間学専攻(認知・行動科学講座、数理科学講座)、相関環境学専攻 エネルギー科学研究科: エネルギー社会・環境科学専攻、エネルギー基礎科学専攻、エネルギー変換科学専攻、エネルギー応用科学専攻 情報学研究科: 知能情報学専攻、社会情報学専攻、複雑系科学専攻、数理工学専攻、システム科学専攻、通信情報システム専攻 生命科学研究科: 統合生命科学専攻、高次生命科学専攻 地球環境学堂・学舎: 地球益学廊、地球親和技術学廊、資源循環学廊
- ■理工系分野の附置研究所
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化学研究所 再生医科学研究所 エネルギー理工学研究所
生存圏研究所 防災研究所 基礎物理学研究所 ウイルス研究所
数理解析研究所 原子炉実験所 霊長類研究所 iPS細胞研究所
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
京都大学の女子学生比率は、学部・修士課程では2割強ですが、博士課程では3割に届こうとしています。しかし、女子学生が少ない理工系などの分野に、さらに多くの女子高校生の皆さんが入学してくることに大きな期待を寄せています。日本は、科学技術立国といわれて久しいですが、その中で、日本の未来のさらなる発展を目指すためには、女性がその能力を存分に発揮することが非常に大切だと考えているからです。そのために、平成21年3月に「京都大学男女共同参画アクション・プラン」を策定して、女子学生・大学院生・研究者が学び・働きやすい環境を整備すると共に、種々の施策を打ち出して、教育と研究の健全な継続の支援強化を打ち出しています。
例えば、平成18年に設立された「女性研究者支援センター」では、保育支援事業以外にも、女性を対象とした自己主張トレーニング講座を開催すると共に、女性教員によるメンター制度を活用して学習・研究・生活についての相談も受け付けています。
自らの未来を描き、実力を養い、自信を持ってその目標に向かって進む女性を育てることが、社会に対する京都大学の責任であると考えています。このような京都大学の環境の中で、いきいきとした学生生活と充実した研究生活を通じて、男女の垣根を越えたネットワークを広げて、さらなる飛躍に結びつけて欲しいと願っています。女子高校生の皆さん、是非京都大学へ入学してきてください。そして、より良い京都大学を作っていきませんか。そのためにも、皆さんの力が必要です。