「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学
- NARA INSTITUTE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY
- 奈良県生駒市高山町8916-5
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奈良先端科学技術大学院大学
組織概要
- 本学は、科学技術立国を目指す我が国において、これまでの硬直化した大学院制度に風穴を開けるために1991年に設立された国立の大学院大学で、2011年に創立20周年を迎えます。
- 本学は、学部を持たない大学院のみの大学として、情報科学・バイオサイエンス・物質創成科学の3研究科を中心に組織され、大学院生約1,050名、教員数約210名が在籍する比較的小規模な大学です。その特長である機動性を活かし、世界に認知された教育研究拠点として、従来の教育研究の枠組みにとらわれず、最先端の研究の推進とその成果に基づく高度な教育により人材を養成しています。
- また、第1期中期目標期間(2004~2009年度)における評価で、本学の教育・研究の水準が国立大学で№1である評価を獲得しており、「小さいながらもきらりと光る大学、先端を走り続ける大学」を目指し、新しい大学院制度のモデルの確立を模索しています。
※本学の詳細は、奈良先端科学技術大学院大学のホームページ をご覧ください。
理工系分野・部門の紹介
- 本学では、我が国の科学技術政策のなかで重要とされてきた重点4分野のうち、IT(情報技術):情報科学研究科、バイオ(生命科学):バイオサイエンス研究科、ナノテク(超微細技術):物質創成科学研究科の3つの先端科学技術分野に加え、これらの学際・融合領域に取り組み、最先端の科学技術研究を推進しています。
- 情報科学研究科では、コンピュータ科学(コンピュータ本体や情報ネットワークに関する研究)、メディア情報学(コンピュータと人間のインタラクションやメディアに関する研究)、システム情報学(ロボット等コンピュータを駆使する各種システムと、生命現象や生命機能を解き明かすバイオ情報処理に関する技術等の研究)に取り組んでいます。
- バイオサイエンス研究科では、生物の様々な機能を分子と細胞レベルで解明し、生命現象の基本原理と生物の多様性を明らかにする研究や、ゲノムとタンパク質の構造の網羅的解析を行い、細胞を構成する分子の動的ネットワークを解明する研究に取り組んでいます。
- 物質創成科学研究科では、新材料の構造・性質・機能の関係を、電子レベル・原子レベル・分子レベルから、様々な光と物質との相互作用を見極めながら多様な新機能物質を設計・創成し、新しいデバイス開発に結びつける研究に取り組んでいます。
- このほか、最先端の研究を支える我が国最高レベルの情報処理環境や研究施設・設備を完備するとともに、科学研究費補助金等の外部資金の積極的な獲得により優れた研究環境を整備し、さらに優れた研究成果を生み出す好循環を構築しています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
【多様な学生の受入れ】
- 全国の国公私立大学や企業等の研究機関、世界各国の大学から、専攻分野に捉われることなく、意欲ある学生を受け入れています。
【国際レベルの教育の推進】
- 世界水準の研究活動をバックグラウンドとした最新の教育プログラムを提供しており、少人数教育や複数指導教員制度など充実した教育体制を構築しています。また、積極的な留学生の受入れと学生の海外派遣、英語コースの設置、ダブル・ディグリー制度等によりグローバルな教育活動を展開しています。
【女子学生のみなさんへ】
- 本学は理系の大学院大学ですが、在籍学生のうち20%以上が女性であり、各分野で活躍しています。
- また本学は、男女共同参画室を設置し、文部科学省の女性研究者研究活動支援事業などの支援により、意欲と能力ある女性研究者が活躍できるよう、ポジティブアクション(任期更新制度の実施など)、出産・育児期の研究者への補助員の配置、保育支援、在宅勤務支援、地域女性研究者ネットワークの構築などによって、女性研究者の活躍できる環境を整え、男女共同参画社会の実現に向けて取り組んでいます。
- 本学は、研究者を志す多くの女子学生のみなさんの来校を心待ちにしています。輝いている女性研究者の背中がすぐそこにあります。
※本学男女共同参画室の詳細は、奈良先端科学技術大学院大学 男女共同参画室のホームページ をご覧ください。