ボーイングは、民間航空機、防衛・宇宙・セキュリティ、そしてサービス部門を中核事業とする航空宇宙のリーディングカンパニーです。
米国最大の輸出企業でもあるボーイングは、世界中におよそ17万人の従業員を擁し、150ヵ国以上からの民間航空と防衛宇宙のお客さまをサポートしています。
日本には1953年に拠点を開設して以来、航空会社、サプライヤー、政府関係、教育機関の皆様と密接なパートナーシップを築いてまいりました。また、日本はボーイングにとって米国外で最大のサプライヤー拠点となっています。
そのほか、ボーイングは日本初となる研究開発センターを2024年4月に名古屋に開設いたしました。長きにわたる日本とのパートナーシップを基軸とし、ボーイングはこれからも航空宇宙の未来を切り拓いてまいります。

ボーイングは、2024年4月に日本初となる研究開発センターを名古屋に開設しました。
ボーイングの技術戦略の中核をなす研究開発センターは、米国に5カ所、海外には日本を含む7カ所に拠点があります。
日本のセンターは、主に以下の研究開発を行っています。
•　製造技術インテグレーション

•　航空機の設計や製造に取り入れるための最新デジタルツール

•　複合材

•　持続可能な航空燃料

•　水素技術統合プロジェクト

•　ロボティックス

日本の研究開発センターには、現在およそ30名のエンジニアが勤務しています。今後、ボーイングは同センターを50名体制に拡大してまいります。
ボーイング研究開発センター

皆さんが理工系分野に興味を持ち、それに沿った進路を考えることは大変すばらしいことです。
無限大の可能性を秘めた理工系分野は、想像力、問題解決力、そして新しい技術を生み出す力で満ち溢れ、皆さんの未来の可能性を大きく広げます。
理工系分野は、男性だけの世界ではありません。ボーイングでは多くの女性が、航空エンジニア、技術者、または研究者として活躍しています。
ボーイングは米国最大の輸出企業ですが、さまざまな国籍の社員が世界150ヵ国以上からの民間航空と防衛宇宙のお客さまをサポートする非常にグローバルな会社です。
多くの社員がグローバルなプロジェクトに関わり、世界に広がる航空宇宙分野の専門家らと日々切磋琢磨しています。
ボーイングの仕事を通じて、最先端の航空宇宙技術の開発に深く携わり、自己の技術力を最大限に発揮することができます。また、技術者として知見を磨きながら、グローバルな視点で航空宇宙業界を俯瞰することができます。
そして何よりも、航空宇宙業界は喜びと感動に満ちています。
皆さんも、どうか強く自信を持って、理工系分野に飛び込んでみてください。近い将来、航空宇宙の今と未来を、皆さんと一緒に創ることを心から楽しみにしています。

ボーイングジャパン株式会社　ボーイングリサーチ＆テクノロジー　材料＆プロセスエンジニア　金属技術　大路　桃子さん