「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 女性建築技術者の会
- 〒196-0025
- 東京都昭島市朝日町1-3-5-203
-
女性建築技術者の会
組織概要
女性建築技術者の会は建築関係の仕事に携わる女性の団体です。
建築・設備・構造・インテリア・都市計画などの設計、施工、パース、教員や講師など様々な職種の会員がいます。
会員相互の情報交換、触発、親睦を目的としていますが、著書、イベントなどを通し外部に向けても情報を発信しています。また、住まいの相談や設計依頼の窓口としての役割も担っています。 生活者、女性ならではの家族・暮らし・建築・環境・コミュニティに対する視点を持ち、「建て主との丁寧な話し合いによる家づくり」をモットーに、精力的に活動しています。
創立:1976年
会員数:90人(2009年9月現在)
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
わたしたちは、建築関係の仕事に携わる女性の集まりです。単に同業者の集まりということだけではなく、生活者として、女性としてお互いに悩みあい、刺激しあい、勉強しあってきたからこそ、30年以上の歴史を作ってこれたのだと今、実感しています。
設立当初は、典型的な男性社会であった建築業界で、お茶くみ・コピー取りが仕事と言われた女性が「いかに設計の仕事をさせてもらえるか?」ということが大きなテーマでした。それから30年、男女共同参画が進み、「女は現場に来るな!」と怒鳴られた先輩方の話には隔世の感があります。ですが、結婚はまだしも、出産が仕事を続けていく上で、ネックになっている点はあまり変わらないようです。当時に比べれば保育園やファミリーサポートセンターなど、行政の施設はかなり充実してきたとはいえ、核家族の家庭で独身時代と同じようにバリバリ仕事をしていくのは、まだまだ難しい状況です。また、最近では、親の介護や自分自身の老いというような新たな問題も出てきました。
住宅の設計は、結婚や子育て、介護といった自分自身の生活上の経験がすべて生きてくる仕事です。また、生活者にとっては「毎日を楽しく暮らしたい」という強い気持ちが、設計者のアイデアの引き出しを開けることにより、理想に近い暮らしを実現できる有意義な仕事でもあります。