「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 公益社団法人 土木学会
- Japan Society of Civil Engineers
- 東京都新宿区四谷1丁目
- 外濠公園内
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公益社団法人 土木学会
組織概要
土木学会は、1914年に社団法人として設立された学術団体です。2014年に創立100周年を迎えました。発足当時から「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。活動の三つの柱は次の通りです。
- 1) 学術・技術の進歩への貢献
- 2) 社会への直接的貢献
- 3) 会員の交流と啓発
多くの委員会が設置され活動を進めていますが、このうち、ダイバーシティ推進小委員会が男女共同参画やダイバーシティ推進を担当しています。
土木学会は、学生や、教育・研究機関、建設業、コンサルタント、官公庁などに属する多様な会員から構成されています。2015年3月現在の会員数は約3万67千名で、このうち女性は正会員が1,008名、学生会員は584名です。会員は地域ごとに設置された国内の8つの支部、海外支部において活動しています。
理工系分野・部門の紹介
自然災害から人の暮らしを守り、社会・経済活動を支える基盤をつくるとともに、良質な生活空間をつくるため、土木技術はその中心的な役割を果たしています。この土木技術を学問として体系的に支えているのが土木工学です。人々の生活や経済を支える社会基盤施設整備から国土計画に至るまでの事業に関わる計画、設計、実施、あるいは施設や国土のマネジメントなどに関する技術を理論的に支える、様々な専門的学問を組み合わせた学問体系です。
土木学会では、土木技術者が今後取り組むべき課題がこれまでになく複雑化、広範化しているという認識のもと、社会科学も含めた他の分野の研究者等とも連携し、問題解決にあたる必要があると考えています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
土木工学は、英語でCivil Engineeringといいます。
"Civil"は「市民」「文明」という意味ですので、土木工学は「市民のための工学」と呼ぶことができます。土木工学は、地震や洪水などの自然災害から私たちの暮らしを守り、道路や鉄道、エネルギー施設などの社会・経済活動を支える基盤を整備して、私たちの良質な生活環境空間を作る技術を研究する学問です。
土木分野で活躍している女性たちがさらに増え、土木工学が、さらに「市民のための工学」にふさわしい役割を果たせるように、土木学会は積極的な支援活動を進めています。創立100周年を記念して発表された「社会と土木の100年ビジョン」でも、女性や学生、若手、シニアなどの多様な属性の活躍により、よりよく課題の解決をめざすことが示されました。2015年5月には「土木学会 ダイバーシティ&インクルージョン行動宣言」を発表したところです。
さあ、一緒に、私たちの暮らしを作り上げていきましょう。
リコチャレ応援イベント
2015年度は、次の行事等を予定しています。最新の情報は土木学会 ダイバーシティ推進委員会のウェブサイト をご覧下さい。
- 女子中高生夏の学校 2015 --科学・技術者のたまごたちへ --」(主催:(独)国立女性教育会館)の開催協力(2015年8月6日~8日)
- 土木学会年次学術講演会(全国大会)における研究討論会「待ったなし!土木界のダイバーシティ&インクルージョン」の開催(2013年9月5日)
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