電気学会は、1888年に創設された歴史ある学術法人です。国内に9支部を有する本学会は、電気を学ぶ学生や第一線で研究・開発などに当たる研究者・技術者など、年齢・分野・職種において幅広い層の会員によって構成されています。現在、会員は2万5000人、女性会員の比率は2％弱という状況にあります。

電気学会では、優れた研究成果を内外に発信することなどを通して社会に貢献するためにも、多くの女性がこれまで以上にリーダーシップを発揮していくことが重要と考え、その支援などを目的として、2007年1月に電気学会男女共同参画推進特別委員会（通称GESC）を立ち上げました。

男女共同参画委員会は平成29年3月末をもって解散いたしました。これまでの皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

「エレキテル」や「雷」に代表されるような、かつての不思議で怖い「電気」は、今や我々の生活に欠くことの出来ない存在となりました。身の回りには「電気」に関わるもので満ちあふれています。

電気学会もまた、従来の「電気」のイメージに囚われることなく広く工学をカバーする『基礎・材料・共通』『電力・エネルギー』『電子・情報・システム』『産業応用』『センサ・マイクロマシン』の5部門を擁するまでに変貌を遂げました。今後も時代の変化を見据え、社会の発展に寄与していきたいと考えます。

小学生のとき理科の実験で豆電球に明かりを灯し、ワクワクした経験はありませんか？そんなワクワク感を感じ続けてみませんか？

今、電気の世界は、上に掲げた5つの部門で扱われる分野はもとより、医療・バイオ・環境などの分野とも融合・連携し、多様で斬新な技術を開拓しながら発展しています。どの技術も暮らしの足元を照らす明かりであり、未来を照らす明かりです。未だ男性の多い分野ではありますが好奇心と探究心に男女の壁はありません。この世界であなた自身を輝かせてください。

• Ｈ19年10月、電気関連企業・各種学会を対象としたアンケート調査を実施
  〔電気学会男女共同参画推進特別委員会ＨＰ にて公開中。〕