「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 社団法人 日本金属学会
- Japan Institute of Metals
- 仙台市青葉区一番町一丁目14番32号
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社団法人 日本金属学会
組織概要
日本金属学会は、「金属に関する理論ならびに工業の進歩発達をはかること」を目的として、1937年に本多光太郎会長(東北帝国大学第6代総長、東京理科大学初代学長、第1回文化勲章受章者)のもとで発足し、春秋の定期講演大会をはじめとする月刊学術論文誌の発行、会員の情報交換、啓蒙を目的とした学会報の発行、シンポジウムあるいはセミナーを開催するなど多くの事業を行っています。 (写真は東北大学金属材料研究所の本多光太郎胸像)
理工系分野・部門の紹介
急速に進展する時代の要請にともない、日本金属学会がカバーする分野は、金属のみならず、超電導材料、電子材料、磁気材料、セラミックス等のいわゆる先端材料の領域まで、広範囲に拡がっています。基礎研究から応用研究への一貫した研究開発の進展を目標として、大学をはじめ国立および各種研究機関の、あるいは広範な企業の研究者が日夜研鑽を重ね、その成果が学会の講演大会や学会報、学会論文誌そして英文論文誌等で広く国内外に報告されています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
材料は、それ自身が最終製品ではなく、システムに組み込まれることによって、多彩な機能を発揮しています。いわば、様々な技術の「縁の下の力持ち」です。そのため、暮らしの中で材料の重要性を認識するのは難しくなっています。でも、優れたシステムのアイデアがあっても、必要な機能、性質を持ち合わせた材料がなければ、それを実現することはできません。材料分野は、金属だけでなくその周辺の様々な材料の化学的、物理的、機械的、電気的性質を学術的な側面から技術的な側面まで幅広く研究することにより、多くの技術を支えています。
こうした材料分野では、皆さんの興味をひく様々な仕事が必ず見つかるでしょう。最近は博士後期課程に進学する女子学生も増えてきており、企業や研究所、大学で活躍する人も目立つようになってきました。この分野に進出する女性はこれまで決して多くはありませんでしたが、今、変わりつつあります。是非、材料分野に進んでください。いいチャンスです。新しい材料開発は社会を変えます!