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第2章 就業分野における男女共同参画
本章のポイント
第1節 就業をめぐる状況
- 生産年齢人口(15~64歳)の就業率は,特に女性の上昇が著しい。
- M字カーブは以前に比べて浅くなっており,M字の底となる年齢階級も上昇している。また,M字の谷にあたる期間も短くなっている。
- 平成30(2018)年の女性の非正規雇用労働者の割合は56.1%で,前年に比べてやや上昇。
- 平成30(2018)年の女性の就業希望者は237万人であり,求職していない理由で最も多いのは「出産・育児のため」で32.6%。
- 平成30(2018)年の給与の男女間格差は,男性一般労働者の給与水準を100とすると,女性一般労働者の給与水準は73.3。
第2節 企業における女性の参画
- 平成30(2018)年における役職者に占める女性の割合は,係長級18.3%,課長級11.2%,部長級6.6%と,上位の役職ほど女性の割合が低い。
- 平成30(2018)年の上場企業の役員に占める女性の割合は4.1%で,前年比0.4%ポイント上昇。
- 平成30(2018)年における管理的職業従事者に占める女性の割合は14.9%であり,諸外国と比べて低い水準となっている。