男女共同参画白書(概要版) 平成28年版

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第15章 地域,防災・環境その他の分野における男女共同参画の推進

  • 内閣府では,平成28年2月に,地方公共団体に対し,審議会等委員等における女性の参画拡大について,地域の実情に応じて主体的に数値目標を設定するなどし,具体的な取組が進むよう,要請を行った。
  • 内閣府では,地域女性活躍推進交付金を活用して,多様な主体による連携体制の下,女性活躍推進に向けた取組を行う地方公共団体を支援することにより,地域における関係団体・企業等の連携を促進した。
  • 復興庁では,女性が活躍している事例や被災地の女性を支援している事例等を「男女共同参画の視点からの復興~参考事例集~」として公表しており,平成27年10月に作成した第9版では,93事例を公表した。
  • 外務省では,「仙台防災協力イニシアティブ」に基づき,「防災における女性のリーダーシップ推進研修」を開始した。
  • 2014(平成26)年11月に我が国にて開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」において,「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の開始が正式に発表されたことを受け,ESDに関する関係省庁連絡会議を設置し,2016(平成28)年3月,「我が国における『持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム』実施計画」を策定した。
    また,ESDの優れた取組を世界に広めることを目的とし,日本の財政支援によりユネスコが「ユネスコ/日本ESD賞」を設け,2015(平成27)年11月のユネスコ総会時に第1回受賞式が行われた。