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第6章 防災・復興における男女共同参画
本章のポイント
第1節 防災における男女共同参画
- 都道府県防災会議に占める女性委員の割合は上昇傾向にあり,平成25年12月1日現在で女性割合は11.8%となった。
- 市区町村防災会議に占める女性委員の割合は,平成25年11月1日現在で6.2%,女性委員のいない防災会議は全体の約3割となっている。特に町村では,半数以上で女性委員がいない。
- 女性の消防団員数は,消防団員総数が減少する中,一貫して増加している。消防団のうち,女性消防団員がいる消防団は年々増加しているが,4割の消防団において女性が入団していない。
第2節 復興における男女共同参画
- 岩手県,宮城県及び福島県において,被災地における雇用のミスマッチの解消のため実施している,介護,情報通信等の職業訓練コースの受講者数の約6割が女性。建設機械の運転技能等を修得する特別訓練コースにおける女性の割合は3.2%。
- 東日本大震災被災地における女性の悩み・相談事業には,「心理的問題」,「家族問題」,「生き方」等,5,315件の相談。