平成23年版男女共同参画白書

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第3章 女性の活躍と経済社会の活性化

本章のポイント


第1節 大きな女性の潜在力

  • 我が国では,今後,生産年齢人口の減少が見込まれる。
  • 我が国の女性の就業率はOECD加盟30か国中22位。
  • 女性の「就業希望者」11は25~49歳を中心として342万人に上っている。

第2節 男女の消費行動

  • 今後の成長分野とされる「環境・エネルギー」,「健康」,「観光・地域活性化」などの分野を中心に女性は男性を上回る消費意向を示している。

第3節 女性と起業

  • 女性の就業形態の一つとして起業が期待されている。その理由は,自分の裁量で働くことができる,技術・資格・知識を活用することができるなど。

第4節 女性と生活困難

  • 女性の貧困率はほとんど全ての年代において男性よりも高く,高齢単身世帯や母子家庭において特に高い。

11 15歳以上人口のうち,就業者と完全失業者(就業はしていないが,求職活動をしており,仕事があればすぐ就くことができる者)を合わせた人口を「労働力人口」という。労働力人口以外の人々を「非労働力人口」というが,そのうち仕事に就きたいと思っている人を「就業希望者」という。