共同参画情報部 News & Information
1 < 文部科学省 > 女性アーカイブセンター企画展示
「赤松良子展 男女雇用機会均等法から40年」
赤松良子さんは1929年大阪に生まれ、津田塾専門学校を経て1953年東京大学法学部を卒業、労働省に入省しました。1979年国際連合日本政府代表部公使に就任、女性差別撤廃条約に賛成の投票を行いました。1982年労働省婦人少年局長に就任し、条約の批准に向け男女雇用機会均等法の成立に尽力し、「均等法の母」と呼ばれました。
国立女性教育会館(NWEC)女性アーカイブセンターでは、昨年逝去された赤松さんの歩みとともに、男女共同参画実現のための課題解決について考える資料を展示しています。
■展示場所:女性アーカイブセンター展示室(NWEC本館1階)
■期 間:9月23日(火・祝)まで(9~17時)
■入場料:無料
展示の様子
詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/event/archivecenter/index.html
2 < 文部科学省 > 令和6年度「女性活躍推進セミナー」実施報告
国立女性教育会館(NWEC)では、「あらゆる領域で女性活躍を実現するために―地方、中小企業の取組から―」をテーマに「女性活躍推進セミナー」を全2回開催し、約1,000名が参加しました。
第1回の鼎談「ジェンダーギャップ解消で変わる組織と地域」では、片山善博さん(大正大学地域構想研究所所長、元鳥取県知事)、中貝宗治さん(一般社団法人豊岡アートアクション理事長、前豊岡市長)、浜田敬子さん(ジャーナリスト)が登壇。女性活躍推進は単に組織の利益のためだけではなく、組織における性差別を解消し、誰もが公平に扱われるべきだというフェアネスの視点が不可欠であるとのメッセージが投げかけられました。参加者からは、「日本はフェアな社会ではないことを改めて感じ、自分も公平公正な視点が欠けていることに気付いた」という感想を得ました。
鼎談「ジェンダーギャップ解消で変わる組織と地域」
詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/event/training/g_soshiki2024.html
3 < 文部科学省 > 令和6年度「知ろう!話そう!ジェンダー研究!NWECウィンターカフェ」実施報告
国立女性教育会館(NWEC)では、2月18日、「知ろう!話そう!ジェンダー研究!NWECウィンターカフェ」を開催しました。このセミナーは、ジェンダー初学者の大学生を対象にしたもので、ジェンダーの視点から社会課題を捉えるとはどういうことなのかを考え、今後探求したいテーマの整理に役立てていただくことを目的としています。
2回目の開催となる今回は、「AIによる差別」をテーマに研究している前田春香さん(京都大学特定研究員)の講義をはじめ、日本女性学習財団発行の月刊『We Learn』を題材にしたワーク、カフェタイムでの交流を通じて互いの関心を深めました。
参加者からは、「自分にはない視点や新しい知見を得られた。自分の今後の人生に大きく影響する予感がして嬉しい」等の感想が寄せられました。
カフェタイムの様子
詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/event/training/g_wintercafe2024.html
4 < 内閣府 > オールド・ボーイズ・ネットワークについての啓発動画を作成しました
企業や組織の中で培われた明文化されていないルールや約束事、 仕事の進め方などで、組織を支えてきた古い価値観や慣習の存在が指摘されています。
これらのルールや約束事の多くは、これまで組織で中心的な役割を担ってきた男性によってつくられてきたとして、「オールド・ボーイズ・ネットワーク」とも呼ばれています。
意図せずに異なる視点を排除して成長の機会を妨げる可能性もある「オールド・ボーイズ・ネットワーク」について一緒に考えてみましょう!
動画は、こちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=FFESo3cjDRU