トピックス
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」参加者の取組
「男性リーダーの会」には、女性活躍の推進にコミットする企業経営者等や知事・市町村長約310名が参加しています。そのうち、2名の男性リーダーの取組を紹介します。(氏名五十音順)
内閣府男女共同参画局総務課
女性目線のサポートで結婚の意思決定を支援
石坂 茂
株式会社 IBJ
代表取締役社長
IBJは日本の少子化問題解決に貢献する結婚支援企業です。パートナーシップの在り方は時代とともに進化しており、総合ライフデザインサービス企業として、更なる飛躍が求められています。
人生の意思決定支援というデリケートな課題を解決するIBJにおいて、女性目線でのサービス作りや接客、優美なUI・UXの提供は極めて重要です。
特に全国六千名以上の婚活カウンセラーのうち66%は女性であり、お客様に丁寧に寄り添って、大切な意思決定のお手伝いをしています。
婚活カウンセラーの存在は「ヒトならでは」のサポートを具現化するものであり、DX化の推進と両輪で「ヒトの価値」を活かしています。
またリーダーシップの面でも、女性活躍推進を意識的かつ効果的にすすめており、IBJの女性管理職割合は51%と高まっております。
土日祝日、夕刻以降も業務がなされるサービス業において、仕事と育児の両立ができるように年々環境を整えるためには、行政の支援のもとで企業が努力して、女性の活躍推進を行う必要があり、スタッフ一人一人の個性や価値観を尊重した経営が実現できるように鋭意取り組んでまいります。
2019年に開催した弊社サミットの様子
(全国から多くの女性カウンセラーに参加いただきました)
性別にかかわらず、誰もが生きやすいまちへ
小長井 義正
富士市市長
富士市は、平成21年度に男女共同参画宣言をし、これまで、市民や市民団体の皆様とともに、男女共同参画社会実現に向けた取組を推進してまいりました。
現在、令和4年3月に策定した「第4次富士市男女共同参画プラン」に基づき、性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指し、市民、事業者、行政の協働のもと、諸施策を推進しております。
また、令和3年度に「富士市パートナーシップ宣誓制度」、本年度に「ファミリーシップ制度」を導入し、誰もがその人権を尊重され、多様な性や生き方を認め合いながら、自分らしく生きることができる社会を目指しています。
私は、平成26年の市長就任以降、本市女性職員の管理職への登用を進めるため、キャリアアップサポート講座等の実施や、総務省自治大学校への派遣、女性職員が働きやすい環境づくりなどを行ってきました。現在では、女性職員の管理職登用が増え、各部署で活躍しています。
さらに、市の審議会等への女性委員の参画も積極的に進めています。
今後も、あらゆる分野におけるアンコンシャス・バイアスの払拭と、誰一人取り残さないジェンダー平等社会の実現に向け、邁進してまいります。
女性職員キャリアアップサポート講座の様子
「男性リーダーの会」について、詳しくはこちら
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html