「共同参画」2023年3・4月号

共同参画情報部 News

News 1 < 文部科学省 > 令和4年度「学校における男女共同参画研修」の実施について

国立女性教育会館(NWEC)では、令和4年11月14日(月)~令和5年1月20日(金)に、「学校における男女共同参画研修」をオンデマンド(一部ライブ配信)で開催しました。また、最終日には、全国フォーラムをライブ配信で開催しました。

この研修は、教育長、教育委員、教育委員会や教育センターの職員、学校の管理職等が、学校における男女共同参画に関わる現状・課題を把握し、女性の管理職登用促進や教職員のキャリア形成支援等の意義・必要性について理解を深め、地域の実情に合わせた課題解決の方策を検討するもので、研修には289名が参加しました。

参加者からは、「改めて男女共同参画の大切さ、学校が果たす役割、なぜ女性管理職が少ないのかの理由等について、確認することができた」「他県の情報を知ることができたこと、全国規模で願いや思いを共有できたことが大変有意義だった」「男性も女性もそれぞれの強みがあり、それらを生かせる社会になることで、より持続可能な社会へと近づいていくことがわかった」等の感想が寄せられました。

ライブ配信の様子


News 2 < 文部科学省 > 課題別研修「アセアン諸国における人身取引対策協力促進」実施について

国立女性教育会館(NWEC)では、令和4年12月2日から令和5年1月31日まで、国際協力機構(JICA)の委託事業として課題別研修「アセアン諸国における人身取引対策協力促進」をオンラインで開催し、アセアン3か国(カンボジア、マレーシア、ベトナム)から行政官やNGO職員5名が参加しました。

参加者は、日本政府や行政の取組を含めた各国の施策やサイバートラフィッキングの現状、当事者視点に立った支援の在り方や外国人労働者の受入環境を整える取組、被害者との信頼関係の構築等について講義や意見交換を行い、人身取引の状況や取組について相互理解を深めました。

最終日には各研修員がアクションプランを発表し、研修での学びを業務に取り入れたいという今後の抱負や、研修参加者同士のつながりを継続していきたいという意欲的な発言もあり、関係者のネットワークを促進するという研修目的を達成することができました。

ライブ配信の様子

詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.jp/global/cooperation/j67gf50000002gdk.html


News 3 < 文部科学省 > 『NWEC実践研究』第13号刊行

国立女性教育会館(NWEC)では、『NWEC実践研究』第13号を刊行しました。

今号は「多様な世代でともに進めるジェンダー平等」をテーマに取り上げ、若者を含めた、多様な世代によるジェンダー平等の推進が求められる背景について、上野千鶴子氏(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)、伊藤公雄氏(京都産業大学現代社会学部教授)らによる論稿を掲載しています。また、若者の国際的なアドボカシー活動や男女共同参画センターや女性団体、大学等による若手育成のための取組などの実践事例も紹介しています。

さらに、会館の事業からは男女共同参画推進フォーラムの変遷、コロナ禍における情報事業の記録、学校における女性の管理職登用の促進や若手女性研究者のキャリア形成を困難にする要因についての研究報告も併せて掲載しています。

NWEC実践研究 第13号

詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.jp/about/publish/journal.html


 

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