「共同参画」2023年2月号

共同参画情報部 News

News 1 < 文部科学省 > 令和4年度 課題別研修「ジェンダーに基づく暴力の撤廃」の実施について

国立女性教育会館(NWEC) では、国際協力機構(JICA)からの委託を受けて、ジェンダーに基づく暴力(SGBV)対策に携わる関係者を対象としたオンラインセミナーを11月1日~12月1日まで開催し、12か国から16名が参加しました。

11月15日と16日には、各国のSGBVの状況、担当業務、喫緊の課題や好事例について報告が行われました。11月21日からは日本でSGBV対策に携わる関係者からの話も交え、日本の状況、官民の支援活動、加害者や男性への働きかけについて活発な議論が交わされました。また、参加者は研修で学んだプロジェクト・サイクル・マネジメント手法も活用して各国の取組強化に向けたアクション・プランを作成し、11月30日と12月1日の最終報告会で発表しました。

SGBVは各国共通の課題であり、参加者からは相互に学んだことを自国でも生かしたいという声が多く聞かれました。本研修の成果は、今後、JICAが対象国で展開するプロジェクト等でも活用されます。来年度は来日研修が予定されています。

オンラインセミナーの様子

詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.jp/global/cooperation/index.html


News 2 < 文部科学省 > 令和4年度「男女共同参画推進フォーラム」の実施について

国立女性教育会館(NWEC) では、12月1日~22日に令和4年度「男女共同参画推進フォーラム」を実施しました。本フォーラムは、男女共同参画推進に関わる人々の地域・組織・分野を超えた交流学習と更なるネットワーク形成をねらいとしてオンライン開催し、約1,500名が参加しました。

全体テーマは、SDGs第5目標と同じ「ジェンダー平等を実現しよう」であり、基調講演「見えない壁を乗り越える~ジェンダー平等時代のリーダーシップ~」では、WEリーグ初代チェアの岡島喜久子氏から、WEリーグの設立経緯や取組、自身のキャリア、そして、ジェンダー課題の解決に向けて、特に男性への期待と企業や団体への取組のご提案をいただきました。その後U-30世代の若者も交え、これからのリーダーシップの在り方、スポーツとダイバーシティ等について、語り合っていただきました。(NWEC公式YouTubeチャンネル「NWEC Channel」で配信中)。

また、会期中は、男女共同参画センター、NPO等各種団体、大学・高校、企業等、全国各地からの公募による52団体が、日頃の活動や研究の成果を発表し、オンライン上では、多彩で良質なプログラムが展開されました。

男女共同参画推進フォーラムの様子

男女共同参画推進フォーラムホームページ

詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.jp/event/training/g_forum2022.html


News 3 < 文部科学省 > 令和4年度「女性活躍推進セミナー」の実施について

国立女性教育会館(NWEC)では、「選択可能な社会を目指して~誰もが個性と能力を発揮できる職場とは~」をテーマに、「女性活躍推進セミナー」を開催しました。

基調講演では、東京大学情報学環特任准教授・男女共同参画室副室長の小川真理子氏から、東京大学のダイバーシティの現状と具体的な取組の報告から、女性比率の増加の目標に応じた取組の成果を公表することや、データを可視化して必要な政策を訴えることなどダイバーシティの推進に向けた視点が示されました。

座談会では、塩野義製薬株式会社取締役副会長の澤田拓子氏、アース・クリエイト有限会社代表取締役社長の岩田良氏、横関油脂工業株式会社代表取締役の伊藤幸一郎氏が登壇し、性別にかかわらず活躍できる環境の整備について、一人ひとりの状況に合わせ公正に機会を提供するエクイティの視点を踏まえ、具体的な実践例等を示しつつ話し合いが進められ、座談会は大いに盛り上がりました。

女性活躍推進セミナーの様子

詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.jp/event/training/g_soshiki2022.html


 

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