トピックス5
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」参加者の取組
内閣府男女共同参画局総務課
「男性リーダーの会」には、女性活躍の推進にコミットする企業経営者等や知事・市町村長の約260名が参加しています。そのうち、2名の男性リーダーの取組を紹介します。(氏名五十音順)
未来への種まきをしています!
瀬戸市 市長
伊藤保德
瀬戸市は1000年以上のやきものの歴史と文化を持つ陶磁器のまちであり、時代のニーズに調和し、新たな価値を創造することで発展してきました。
陶磁器を始めとするものづくりが盛んな本市では、性別などに関わりなく様々な方が起業し活躍できる支援や、誰もが働きやすい環境づくりを進めています。その中で、女性の活躍は魅力的なまちづくりを目指すうえでは欠くことのできない要素であると強く感じています。
瀬戸市女性活躍推進計画・第3次瀬戸市男女共同参画プランに基づき様々な取組を実施していますが、近年、力を入れている取組は、女子児童・生徒の理系分野への興味・関心の醸成です。ワークショップやセミナーに参加する機会を設け、講座体験のみならず仲間たちとの出会いや先輩・講師の話から刺激を受けるなど、将来に向け様々な選択肢を増やすことで子どもたちが未知の領域に触れ、未来への希望を見出す一助となればと考えます。
また、市民活動団体を支援する「瀬戸まちの活動センター」と協働して女性の人材育成にも取り組んでいます。
今後も、性別のみならず、それぞれが持つ個々の違いをプラスに捉え、誰もが輝き活躍できるよう取り組んでいきます。
集まれ サイエンスガール 2021
(会場:日本調剤 瀬戸薬局)
多様性からの連帯
ボストンコンサルティンググループ 日本共同代表
内田有希昌
ボストン コンサルティング グループ (BCG)は、グローバル全体でダイバーシティ&インクルージョンの推進に努めています。
全世界のスタッフの約4割強を女性が占め、BCGの最高意思決定機関であるエグゼクティブ・コミッティは、メンバー18名のうち3分の1にあたる6名が女性です。
BCGでは女性コンサルタントのキャリア開発支援をめざす取組、「Women@BCG」をグローバルで展開しています。
Women@BCG では、メンター、アドバイザーやロールモデルとのネットワークを通じて女性同士の連携促進を図っています。各国オフィスや世界各地域での会議など、女性を対象としたイベントも定期的に行い、互いに学び合う機会を提供しています。
さらに、マネジメント層を含め、社内全体でダイバーシティの重要性を共有する取組を数多く行うとともに、採用においても実際に活躍する女性コンサルタントが、Women@BCGをはじめ、多様性を軸に据えるBCGの価値観をさまざまなメディアやセミナーで積極的に伝えています。
また、男女問わず、家庭やその他の個人的な事情により柔軟な働き方を希望する従業員に向けて、在宅勤務、短時間勤務、休職、業務内容の変更、ベビーシッター費用サポートなど、さまざまな選択肢・制度を用意しています。
2019年実施のイベントの様子。
直近ではイベントはオンラインで実施。
「男性リーダーの会」について、詳しくはこちら
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html