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トピックス3
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言賛同者の取組
内閣府男女共同参画局総務課
平成26年に９名で始まったこの会は、現在250名近い男性リーダーに賛同の輪が大きく広がっています。今回は２名の賛同者の取組を紹介します。
女性のプレゼンスを向上させ、多様な視点からイノベーションを生む「Panel Promise」
デロイト トーマツ グループ CEO
永田 高士
Deloitte AP※の共同施策として「Panel Promise」という新たなポリシーを2020年2月より導入・推進しています。これは、アジアパシフィック地域で開催されるイベント、フォーラム等のパネルにおいて、バランスのとれた比率である「40%（男性）：40%（女性）：20%（多様性推進の調整枠：外国籍、若手メンバー等）」の実現を目指すものです。当社主催のイベントはもちろん、外部主催のイベントに関わる際においても「Panel Promise」の導入を主催者に協力要請するなどコミットメントの強い取組となっています。
「Panel Promise」は経済社会における女性リーダーの活躍推進、多様性に基づく質の高い対話を目的としていますが、単なる「数の観点での多様性確保」に照準をおいたものではありません。「多様性があることで生まれる新たな価値や、これまでにない視点は何か」という観点からアプローチすることで、イノベーティブで質の高い対話や議論を促すための、内外への変革の下地作りとしての機能を担っており、社内の全社会議等においても、その取組を強く推進しています。
デロイト トーマツ グループでは、社会全体でのジェンダー平等やダイバーシティの促進に寄与すべく、様々な取組を推進しています。
※Deloitte Asia Pacificの略称。日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジアのデロイトメンバーファームが参画し、2018年設立。
2019年3月国際女性デーのイベントにおける
リーダーによるパネルディスカッションの様子
県庁女性管理職日本一
鳥取県知事
平井 伸治
本県では女性活躍推進法成立に先駆け、経済団体、労働団体、行政等が一体となり「女星活躍とっとり会議」を設置し、官民挙げて様々な女性活躍の推進に向けた取組を行っています。
この会議において、育児はもちろん介護も応援する家族志向のリーダー「イクボス・ファミボス」を提唱し、取組の一環として、介護支援コーディネーター派遣や優良企業の表彰等をすることで、ワーク・ライフ・バランスの実践による働きやすい職場環境づくりを応援し、企業における「イクボス・ファミボス」の普及拡大を図っています。また、女性リーダー育成セミナーやロールモデルの発信など、女性の意欲向上やキャリアアップに向けた支援も行っています。
県庁では、政策立案や予算編成などの分野へ男女関係無く配置を行うことで、人材が育ち、女性活躍に繋がりました。管理職に占める女性の割合は、この10年間で10.8％から20.9％になり、平成28年度以降、全国１位に輝いています。
2022年に日本女性会議を本県倉吉市で開催することが決まりました。日本一人口が少ない県ですが、一寸の虫にも五分の魂。女性活躍のトップランナー県を目指して参ります。
令和２年度イクボス・ファミボス宣言優良企業表彰式
男性リーダーの会について、詳しくはこちら
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html
