「共同参画」2018年10月号

共同参画情報部 News

News 1 < 国立女性教育会館(NWEC)> 「男女共同参画推進フォーラム」実施報告

8月30日(木)~9月1日(土)に「つなぐ、あらたな明日へ~女性も男性もともに暮らしやすい社会を創る~」をテーマに「男女共同参画推進フォーラム」を開催しました。期間中は、民間団体、大学などを中心に男女共同参画、女性リーダー育成、DV被害者支援、若者の社会的課題等71件のワークショップやパネル展示など、多彩なプログラムが施設いっぱいに展開されて、全国からのべ2,000人を超える参加者が実践につながる情報収集とネットワーク形成を行いました。

このほか、特別講演では、国谷裕子氏が「すべての男女が活躍でき、働きやすく暮らしやすい社会を創る」をテーマに、男女や世代間の意識改革の必要性や国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)について私たち全員が取り組んでいく課題であると講演しました。シンポジウムでは「新しい暮らしのカタチ~働き方×幸福度~」と題し、Iターン、Uターン、パラレルキャリアなどのキーワードを取り上げ、男女共同参画の視点から新しい暮らしへのヒントを探りました。映画上映では、NWECに寄贈されたベアテ・シロタ・ゴードン氏の資料や写真、本などの展示企画も会場内で行いました。また、3日間を締めくくるプログラムとして行った多世代ワールドカフェでは、若者が直面する社会問題について発信、世代を超えてどのように協働していけるのか、多世代で討議しました。


News 2 < 国立女性教育会館(NWEC)> 「女子中高生夏の学校2018~科学・技術・人との出会い~」実施

女子中高生夏の学校2018


8月9日(木)~11日(土)に「女子中高生夏の学校2018~科学・技術・人との出会い」(夏学)を開催しました。

今年で14回目を数える夏学はNWECの「夏の風物詩」。全国から96名の女子中高生が集まり、3日間の合宿研修に臨みました。理系分野で活躍する女性の講演、各学会や企業等による実験・実習やポスター展示などで構成される夏学ですが、最大の目標は、理系に関心を寄せる女子中高生たちが具体的な将来イメージを持てるようになること。スタッフとして関わる様々な理系分野の研究者・技術者、大学・大学院に通う女子学生たちに、質問・相談できる場面がたくさん設けられています。キャリアプランを立てるワークにも挑戦。最終日のポスター発表会では、各自が思い描く進路をいきいきと語り合いました。

女子中高生たちからは「夢が現実的になって、諦めないと思えたこと、少し道が見えてきたことが大きな収穫だった」「いろんな考えを聞けて視野が広がった感じがした。すごく楽しくて充実した3日間でした」等の感想が寄せられました。

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