「共同参画」2014年 8月号

「共同参画」2014年 8月号

共同参画情報部 News

News 1 < 文部科学省 > 100人男子会×女子会(だんじょかい)!〜学生だけの本音ミーティング in みえ〜を開催

6月28日(土)、三重県四日市市にて大学生を対象に「100人男子会×女子会(だんじょかい)!」が「ファザーリング全国フォーラム in みえ」の分科会として開催されました。

この会は、文部科学省における男女共同参画社会の形成に向けた取組の一つとして、これから社会で活躍する学生が、男女の働き方や家庭生活に関する現状を知り、お互いの本音トークをヒントに将来の「生き方」や「働き方」、「男女が共に活躍できる社会」について考えることを目的に、平成24年度から開催されています。

平成24年度は男子学生のみで「100人男子会」を、平成25年度は女子学生も加え「100人男子会×女子会」を実施しました。3年目となる今年は、参加者と同じ大学生がファシリテーターとなり、学生115人(男子学生73人、女性学生42人)による率直な対話が行われました。

詳細については、後日、HP「男女共同参画社会のために」(http://danjogaku.mext.go.jp/)及び文部科学省HP(http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kyoudou/index.htm)に掲載されますので、御覧ください。

「100人男子会×女子会(だんじょかい)!」の様子


News 2 < 内閣府 > 「笑育」と「イクボス」をテーマにシンポジウムを開催

6月28日(土)、三重県四日市において開催し、約250名にご聴講いただきました。

■「笑育、子育てってこんなに楽しい!」(講演)

父親が笑顔でいることの大切さや子育ての楽しさを、荒巻仁さん(NPO法人パパジャングル理事長)が講演され、「楽しみながら子育てをしていくためには、自ら楽しもうと笑顔を大切にすることが重要です。ご飯を作ってあげたい、抱きしめてあげたいといった感情を行動にしていきましょう。」──「笑育」の秘訣をいただきました。

■「上司が変われば、日本の子育てが変わる!〜イクボスのすすめ〜」(パネルディスカッション)

安藤哲也さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表)から、上司が率先して働き方の見直しを進め、家事・育児参画等を支援していく「イクボス」の必要性をご説明いただき、湯英彦さん(広島県知事)、羽生祥子さん(日経DUAL編集長)、金柿秀幸さん((株)絵本ナビ代表取締役社長)の4名に、仕事と家事・育児を取り巻く課題について議論していただきました。

〔開催報告〕http://www.gender.go.jp/policy/men_danjo/pdf/symposium/mie_houkoku.pdf別ウインドウで開きます

(左)荒巻さん (右)順に金柿さん、湯さん、羽生さん、安藤さん
(左)荒巻さん (右)順に金柿さん、湯さん、羽生さん、安藤さん


News 3 < 国立女性教育会館(NWEC) > ダイバーシティ推進リーダー会議実施報告

6月12日(木)〜13日(金)の1泊2日で企業におけるダイバーシティ(女性の活躍促進)の推進リーダーを対象に、平成26年度ダイバーシティ推進リーダー会議を開催しました。

今回のテーマは「女性の活躍は企業価値向上をもたらす」。1日目には「女性活躍促進の取組」として、株式会社リクルートホールディングス、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社日立製作所の3つの企業から事例発表が行われました。それぞれの報告の中で、「経営戦略」として「ダイバーシティ戦略」を位置付け、「両立支援」と「活躍支援」の両輪支援、男性管理職への研修の必要性などがポイントとなることが報告されました。2日目のディスカッションでは、参加者はリーダーに必要とされるコミュニケーション能力を高めることを目的として、「アクションラーニング」手法を体験。一人一人が課題に向き合い、各企業の課題解決に向けた新たな気づきと、効率の良い会議の手法を学びました。

アンケートには、「事例の中から多くのヒントを得た」「アクションラーニングを学び、効率的な会議の方法を知ることができた」「若い世代からのキャリア形成の大切さがわかった」等の感想が寄せられました。

ダイバーシティ推進リーダー会議の様子