「共同参画」2013年12月号
行政施策トピックス3
世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2013」を公表
内閣府男女共同参画局総務課
世界経済フォーラム(World Economic Forum)が平成25年10月、「The Global Gender Gap Report 2013」において、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表し、日本は136カ国中105位でした(2012年は135カ国中101位)。本指数は、経済分野、教育分野、政治分野及び保健分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を意味しており、政治分野における女性の割合や女性管理職の割合の低さ等が我が国の順位に反映されているものと考えられます。
なお、各国における男女格差を測る主な国際的指数としては、他に国連開発計画(UNDP)のジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index:GII)があります。平成25年3月に「人間開発報告書2013」で発表された日本の順位は、145カ国中21位となっています。本指数は、保健分野、エンパワーメント、労働市場の3つの側面から構成されており、日本の順位は、日本が優位な妊産婦死亡率などの指標が評価された結果と考えられます。