「共同参画」2012年 8月号

「共同参画」2012年 8月号

共同参画情報部 News

News 1 <内閣府> 各政党に政治分野の女性の参画拡大を要請

平成24年4月24日より、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)から、各政党(民主党、自由民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、みんなの党、国民新党、新党きづな、新党大地・真民主、たちあがれ日本、新党改革、新党日本)に宛てて、各政党の役員等に占める女性の割合や、衆議院議員及び参議院議員の選挙並びに地方公共団体の議会の選挙における女性候補者の割合が高まるようポジティブ・アクション導入の検討を要請する文書を発出しました。

これは、平成24年3月の第40回男女共同参画会議で、基本問題・影響調査専門調査会で整理を行った諸外国の事例を活用し、ポジティブ・アクションの導入を検討するよう政党への働きかけを行うことが決定されたことによるものです。

中川大臣・後藤副大臣から要請文を手渡し、女性候補者を増やして政治分野における政策・方針決定過程への女性の参画が進むよう検討を求めました。(※写真は、中川大臣が民主党の輿石東幹事長らに要請を行う様子。)

News 2 <総務省> 女性国家公務員の活躍事例集を公開

総務省人事・恩給局では、女性国家公務員の採用・登用の拡大を一層推進する観点から、「女性国家公務員の活躍事例集」を作成し、ホームページで公開しました。

本事例集は、働き方やキャリア形成に応じて16人の女性国家公務員をロールモデルとして選定し、本人へのインタビューのほか、上司や同僚からのコメントも掲載したものです。活躍する女性国家公務員といえども、様々な不安・ニーズを抱え、悩んだり迷ったりしながら日々の職務に取り組んでいます。インタビューでは、仕事を続ける中でどのような問題に直面し、そしてどのように乗り越えてきたかが率直に語られており、貴重な実践論として多くの方々の関心に応えるものと考えています。

現在、様々な公務現場で働く女性国家公務員や国家公務員を目指す女性の方々に、自らのキャリア形成や目標、指針となり得る有用な資料として活用していただくだけでなく、幅広い方々にお読みいただけることを願っています。

詳細はホームページをご覧ください。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000159948.pdf