「共同参画」2011年 3月号

「共同参画」2011年 3月号

リレートーク

Relay Talk 1 埼玉県インディアカ協会理事長 生涯学習総合センター社会教育指導員 佐伯 加寿美

  • 埼玉県インディアカ協会理事長 生涯学習総合センター社会教育指導員 佐伯 加寿美
  • 「輝いている女性(ひと)に人が集まる」をスローガンにインディアカレディース(※)大会を創設したのは7年前。すべての女性が一日輝けるようにと大会会場に「保育所」の設置を理事会で提案すると、「子どもが小さいうちはお母さんが面倒をみるべき」、「私は子どもが大きくなってからスポーツを始めたのよ」そんな意見が出て…。それが男女共同参画を勉強するきっかけとなりました。学んでいくうちに、「よき妻、よき母像」で自分を縛っている女性がまだまだ多く、それが子育てをもっときついものにしていることにも気づきました。今、仕事で取り組んでいる「親の学習事業」では、そんな縛りが解けるような内容も取り入れてプログラムを作成しています。ママやパパが自分らしく、そして人とつながって子育てができ、輝く人を増やすお手伝いができたらいいなあと思っています。

    (※)インディアカとはバレーボールに似たドイツ生まれのレクスポーツです。

Relay Talk 2 鹿児島市男女共同参画センター 所長 瀬戸口 栄子

  • 鹿児島市男女共同参画センター 所長 瀬戸口 栄子
  • 当センターは生涯学習プラザとの複合施設として平成13年1月に開館し、今年で10周年を迎えました。

    開館以来、学習・情報・支援・相談・調査研究の5つの機能を基に、男女共同参画を推進する活動拠点施設として事業を展開してきました。年間を通じての講座・イベントや、図書情報コーナー、相談室、託児室も多くの市民に利用されています。

    開館を記念して1月下旬に毎年、男女共同参画フェスティバルを開催し、市民に男女共同参画社会の素晴らしさに気づいていただき、理解を深めていただく機会を提供してきました。実行委員やイベントサポーターの協力で、今年のフェスティバルも多くの方の参加をいただきました。

    今後も市民と協働し、男女共同参画社会の実現を目指して努力していきたいと思います。