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• 共同参画 平成22年10月号 [PDF形式:2.97MB]

株式会社　りそな銀行

「女性に支持される銀行NO.1」を目指す

当社はお客様のほぼ半数が女性であり、社員の約6割が女性であるという認識の中「女性に支持される銀行NO.1を目指す。そのためには女性が働きやすい会社にする。」この経営の強い信念とメッセージが後押しとなり、次のような改革を進めてきました。

経営直轄の諮問機関「りそなWomen’s Council」の設置

2005年4月、女性従業員の声を経営に反映させていくことを目的に、お客さまや学生に選ばれ、誰もが働き続けられる魅力あるりそなを目指すことをスローガンに掲げ、女性15名のメンバーで発足しました。

1期2年間で活動し、現在3期生が活動していますが、これまでに様々な制度の導入や拡充を実現、セミナーを開催する等職場環境の改善や女性の意識改革・風土改革への提言をしてきました。

「Women’s Council」の提言により多様な働き方を実現した制度の導入

「社員・パートナー社員間転換制度」

育児・介護の事由により、勤務時間や業務負担を軽減したい社員について一定の期間パートナー社員(パートタイム)に転換、再度社員復帰の権利を有した制度。

「ジョブリターン制度」

結婚・出産・育児等により退職した社員を再雇用する制度。

また、りそなで働く育児世代の女性とその配偶者を対象に積極的に自分自身のキャリアやワークライフバランスを考えるきっかけや、ネットワーク作りの場として「りそなパパママ会」を継続的に開催しており、女性のキャリア形成をサポートしています。

女性の視点で独自の金融商品を開発～「私の『チカラ』プロジェクト」

2006年6月には、女性だけのプロジェクトチーム「私のチカラプロジェクト」を発足しました。

女性ならではの視点を活かし投資商品をはじめ住宅ローン、保険商品等の企画からプローモーションまで行っています。

「女性のお客さまに真に役に立ちたい」とこのプロジェクトを通じて「ピンクリボン活動」や「ゴールドリボン運動」などCSR活動への参画も積極的に行っています。

私のチカラプロジェクト新商品発売記念イベント

「頑張る人すべてが評価される会社」を目指して

これまでのさまざまな取組の結果、育児休業取得者や育児勤務者の増加、職域の拡大、管理職者数の増加など女性活躍の風土は着実に根付きつつありますが、まだ道半ばです。

2008年7月に新人事制度を導入。

「ダイバーシティマネジメント」を人材戦略の柱のひとつとし、性別・年齢・雇用形態に関係なく「頑張る人すべてが評価される会社」を目指しています。

（人材サービス部 ダイバーシティ推進グループ）