「共同参画」2010年 3月号

「共同参画」2010年 3月号

行政施策トピックス

女性職員の自分流チャレンジを応援!!
~経済産業省の取組
経済産業省大臣官房秘書課

女性の様々なチャレンジを応援!~METI流 WOMAN STYLEを発行~

『経済産業省』というと、男性の職場という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

しかし実際には、採用における女性比率は着実に増加し、多くの女性職員が、企画や国際、産業界との連携など、様々な分野で活躍しています。

当省では、今後の組織のパフォーマンスを高めるには女性の活用が不可欠と考え、女性職員をもっと応援しようと、目標に向かって自分流チャレンジをしている女性職員にスポットライトを当て、経験談やメッセージ、働きやすい環境作りへのヒントなどをまとめた【METI流 WOMAN STYLE】を発行しました。

その中では、女性の視点や育児の経験を活かして、医療・福祉業界の方々との業務にやりがいを感じながら奮闘する職員、海外赴任・留学を経験した職員、自治体に出向し地域振興の現場を経験して、現在中小企業の支援に取り組む職員など、多様な自分流のスタイルでいきいきと活躍中の女性職員を紹介しています。

仕事と育児や家庭との両立には、多くのパワーを必要としますが、「人生の幅を広げる良い経験」、「できることを少しずつ広げる努力が大切」、「新しいことができるようになった自分と前向きに」など、心強い応援メッセージもお届けしています。

また、受入側のサポートや心構えも重要なポイントであることから、女性活用の成功事例を『職員が輝く6箇条』として、管理職や男性職員に対しても、わかりやすく紹介しています。

特に今回のインタビューで印象的だったのは、多くの職員が職場を「自分を成長させてくれる大切な場所」と認識していることです。

同僚と連携しつつ、自分の強みを活かして働くことができ、また長期的な視点を持って、ステップバイステップで仕事に取り組む職員がますます増えるよう、環境整備をさらに推進していくことが大切であると考えています。

ゴールは一人一人が能力を最大限に発揮できる環境作り

女性の活用を第一歩として、性別を問わず、一人一人が能力を最大限に発揮できる環境作りを目指し、取組を進めています。 

一部をご紹介すると、必要な情報にすぐにアクセスできるよう、イントラネットでの各種制度についての情報提供や、挑戦を後押しするための育児休業中を含む通信教育研修受講と言った能力開発にも取り組んでいます。週2回設定している定時退庁日には、管理職が一斉声かけを実施するなど、「1人1日30分早く帰ろう運動」の浸透によって、徐々にではありますが残業時間が減少し、効果を上げています。

今後は、職員同士の相互理解の促進のため、イントラネットを活用したロールモデルの紹介を始めとした、顔の見えるネットワーク作りなどを通じて、取組をさらに浸透させていくことが重要だと考えています。様々な働き方のスタイルを活かし、一人一人が能力を最大限発揮していける職場を目指していきます。

パンフレット

【METI流 WOMAN STYLE】は

こちらからご覧下さい。

http://www.meti.go.jp/information/recruit/woman(on_going).pdf

テキスト版もご覧いただけます。

【METI流 WOMAN STYLEのテキスト】

http://www.meti.go.jp/information/recruit/index.html

パンフレット【METI流 WOMAN STYLE】写真