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• 共同参画 平成21年11月号 [PDF形式:2.5MB]

日本のジェンダー
エンパワーメント指数
内閣府男女共同参画局総務課

国連開発計画（UNDP）は平成21年10月5日、『人間開発報告書2009：障壁を乗越えて－人の移動と開発』において、ジェンダー・エンパワーメント指数（Gender Empowerment Measure：GEM）を発表しました。

GEMは、政治分野及び経済分野への女性の参画を示すものであり、国会議員に占める女性の割合、管理職に占める女性の割合、専門職・技術職に占める女性の割合及び男女の所得推定を用いて算出されています。

UNDPの発表によれば、日本のGEM値は0.567で、109カ国中57位でした（前年：GEM値0.575、108カ国中58位）。

他方、同時に発表された、「長寿」「教育」「所得」の水準により人間開発の達成度を示す人間開発指数（HDI）は、182カ国中10位（前年：179カ国中8位）でした。

これらの指数から、日本は、人間開発の達成度では世界的に高い水準であるが、女性が政治経済活動や意思決定に参画する機会が不十分であると言えます。