「共同参画」2008年 10月号

「共同参画」2008年 10月号

共同参画情報部 News

NEWS 1 <内閣府> 小渕優子男女共同参画担当大臣が就任

小渕優子男女共同参画担当大臣が就任

9月24日に麻生太郎内閣が発足し、2名の女性閣僚が入閣しました。

男女共同参画のほか、少子化対策、青少年健全育成、食育、公文書管理を担当する小渕優子大臣と、引き続き科学技術対策、食品安全、消費者行政推進、宇宙開発を担当する野田聖子大臣です。

男女共同参画を担当することになった小渕大臣は、初入閣であるとともに、戦後最年少での入閣となり、大臣の就任記者会見では、「重要な政策課題に取り組むこととなり、身の引き締まる思い。麻生内閣の一員として、精いっぱい務めてまいりたい」と抱負を述べました。

とりわけ少子化対策については、大臣自身が昨年出産して子育て中であり、「子どもを育てながら仕事をしていく上で、いろいろな課題にぶつかることがあるし、不安も心配もたくさんあるが、そうしたことを乗り越えるとともに、自らの経験をいろいろな形で施策に結びつけていきたい」と述べ、担当大臣として、自身の経験を各種施策に役立てていきたいとの思いを語っています。

NEWS 2 <法務省> 被害者参加人のための国選弁護制度

法テラスコールセンター「犯罪被害者支援ダイヤル 0570-079714 平日9:00~21:00 土曜日9:00~17:00」

9月5日、「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令」が公布されました。本年12月1日から、被害者等が刑事裁判に参加する制度が施行され、殺人や傷害、強制わいせつや強姦などの犯罪の被害者等が、裁判所の許可を得て被害者参加人として刑事裁判に参加し、一定の要件の下で公判期日への出席や被告人質問等の訴訟活動を行うことができるようになります。

これに伴い、資力が乏しい被害者参加人のための国選弁護制度も同日に施行され、日本司法支援センター(法テラス)では、国選被害者参加弁護士の候補を指名して、裁判所に通知する業務等を行うことになっています。

法テラスでは、今後、同日の施行に向け、本業務の準備を進めるとともに、リーフレット等を作成し、この制度の詳細について、ご案内をしていく予定です。また、現在も弁護士紹介等の犯罪被害者支援業務を実施しておりますので、法的支援を必要とする犯罪被害者の方々に対しては、法テラスをご案内ください。

http://www.houterasu.or.jp/higaishashien/