「共同参画」2008年 4・5月号

「共同参画」2008年 4・5月号

リレートーク

リレートークでは、地域や現場で頑張って活動されている方々にリレー形式でご登場いただきます。

Relay Talk 1 男女共同参画地域づくり・おおむたネット事務局 嶋田桂子

  • お子さんと
  • 昔ながらの商店街、夫婦・家族で力を合わせて店を、街を守っている…そんな街のお祭りに、私が所属している男女共同参画・おおむたネットは、いつも竹灯籠を並べます。一つ一つはいびつで小さな灯りでも、並んで点る灯りは明るくきらめき、見ている私たちを温かい気持ちにしてくれます。大牟田で暮らす人々のお互いの個性を認め合い、共に助け合うという、男女共同参画の街づくりの願いを込めて-大牟田市は、市長公約で、審議会等委員への女性参画推進目標値を「平成22年度までに35%以上とする」と定めています。私も男女共同参画で、住みやすく暮らしやすい大牟田市の街づくりに参加していきたいと思います。

次は、ウイルながおかフォーラム実行委員の永井朝雄さんにお願いします。

Relay Talk 2 岩手県男女共同参画センター 吉田敬子

  • 岩手県男女共同参画センター 吉田敬子
  • 現在の職に就く前に青年海外協力隊として2年間、南米のボリビアの小さな村の村役場で主に女性の生活向上に関わる活動をしました。派遣国が決まり、真っ先に地図帳を開いて確認したことを今でも覚えています。現地での生活・文化・風土は、地球の裏側だけあって、驚くことがたくさんありました。子ども達の食事よりもまず自分達大人の食事を確保すること。そして、とにかくお祭り騒ぎが大好きなこと、等々。『ケイコがこの村に来てくれた事、それがケイコの成果(足跡)じゃないか!』2年間の活動を終えて帰国する時、彼らのために何も出来なかったと悲しむ私に、そう村人達が涙を浮かべて言葉をかけてくれました。Think globally, act locallyの精神で、私たちの世界がより良いものになるために、これからも活動していきたいと思います。

次は、福島県男女共同参画センターの長沢涼子さんにバトンを渡します。