平成25年度 男女共同参画社会づくりに向けての全国会議 開催報告

 平成25年6月28日(金)午後、メルパルクホール東京(東京都港区)において、「いまこそ、女性の活躍を!~みんなで考え、みんなで変える!~」をテーマに標記全国会議が開催され、ホームページ等を通じて応募のあった約870名の方々に全国各地からご出席をいただきました。

<第一部:開会挨拶、基調講演>

 開会にあたって、森内閣府特命担当大臣(男女共同参画)から、「仕事で活躍している女性も、家庭に専念している女性も、全ての女性が、その生き方に自信と誇りを持ち、輝けるような国づくり、地域づくりを進めていくきっかけとして頂ければ幸いです。」と挨拶がありました。

 その後、内閣府男女共同参画局長より、女性の活躍促進について、情勢報告が行われました。
[佐村男女共同参画局長 発表資料 [PDF形式:1,099KB]別ウインドウで開きます]
 基調講演は、「女性の活躍を切り拓く日本の未来」と題し、坂東眞理子昭和女子大学学長からご講演いただきました。
[坂東学長 発表資料 [PDF形式:693KB]別ウインドウで開きます]

 休憩時には、男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰及び女性のチャレンジ賞・支援賞・特別部門賞、女性のチャレンジ支援賞、男女共同参画週間キャッチフレーズの各受賞者を映像でご紹介しました。

<第二部:パネルディスカッション>

 「いまこそ、女性の活躍を!~みんなで考え、みんなで変える!~」と題し、飯田香織氏(NHK報道局記者、Biz+サンデーキャスター)をコーディネーターに迎え、青野慶久氏(サイボウズ株式会社代表取締役社長)、勝間和代氏(経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授)、島田明氏(日本電信電話株式会社取締役総務部門長)、光畑由佳氏(有限会社モーハウス代表取締役)及びオブザーバーの男女大学生4名によるパネルディスカッションを行いました。
最初にパネリストご自身の活動の紹介が行われた後、パネリスト間でディスカッションを行い、大学生からのアンケート調査の結果について報告がありました。

~全体をとおして~

 今回の全国会議は、女性の活躍促進を実践している大手企業、ベンチャ―企業の立場、女性ならではの発想でビジネスを立ち上げた起業家、経済評論家が「実践例」や「本音」を交え、活発な議論のあるパネルディスカッションとなりました。大学生をオブザーバーとしてお迎えしたことで、年代による男女共同参画への考え方の違いが浮き彫りになり興味深い展開となりました。
男女共同参画局では、本会議が、男女共同参画の推進を全国的に拡大していく更なる契機になればと考えております。このため、今後も実りある全国会議となるよう、努めてまいります。
全国各地からご参加いただいた皆様、男女共同参画推進連携会議をはじめとするご協力をいただいた各関係者の皆様、ありがとうございました。