平成26年1月11日女子中高生の医理系進路選択支援~医理系の研究って、すっごくおもしろい!

女子中高生の医理系進路選択支援~医理系の研究って、すっごくおもしろい!
チラシ [PDF形式:812KB]別ウインドウで開きます

 「女性研究者」がどんな研究をしているか興味はありませんか?この事業では、午前は第一線の女性研究者の方々から、これまでの歩みや研究活動内容などについてお話いただきます。そして午後のサイエンスカフェでは、もっと身近に研究者・医学部学生の先輩方とおしゃべりしましょう! 将来、医理系研究者に挑戦したい女子中高生・保護者の方にオススメです。

1.日時
平成26年1月11日(土曜日)
10時開始(開場9時30分、終了予定16時)
2.定員

午前の部:中高生・保護者・教員の方250名、
午後の部:中高生60名(ともに先着順・女子優先、事前登録をお願いします)

3.参加費
無料

4.プログラム

<午前の部(10時~12時)>

講演「私の進んできた道、そしてこれから」

大林 千穂氏(奈良県立医科大学病理診断学講座 教授)

 奈良医大を卒業後、一貫して大規模病院の病理医として全て診療科から提出される臓器・組織を観てきました。治療の方向性を決める、重要な役割を果たしており、診療と研究は表裏一体です。専門である肺癌領域では近年遺伝子異常が次々に判明し、これに対する分子標的薬が開発されていますが、診療の現場ではまず的確に診断をしなくてはいけません。免疫組織化学、分子生物学的検索(FISH 法やRT-PCR 法)をどんな患者さんを対象に、どの段階で、どう使えばよいのか、そんな実践的な診断学を研究しています。

森本 恵子氏(奈良女子大学研究院 生活環境科学系 教授)

 医学部卒業後、大学院では循環生理学を専攻しました。大学院修了に当たり基礎医学者か臨床医か進路に悩んだ末、循環器内科の研修医の道に進みました。ですが、その後、幾つかの岐路を経て、現在は生活健康学専攻の女子大生に医学的な観点から健康学について教育しています。また、女性ホルモンのエストロゲンが精神性ストレスによる血圧上昇を抑制する機序について女子大生と研究しています。

パネルディスカッション「女性が医理系分野で研究するには」
 根津 智子氏(奈良県郡山保健所長)
 水野 文子氏(奈良県立医科大学細菌学教室講師)
 須崎 康恵氏(奈良県立医科大学第二内科学教室学内講師)
 植栗 千陽氏(奈良県立医科大学産婦人科学教室助教)
 コーディネ-ター:吉田 昭三氏(奈良県立医科大学産婦人科学教室助教)

<午後の部(13時10分~16時)>

サイエンスカフェ

6つのグループに分かれ、それぞれのテーブルでリーダーを中心に、医理系を選択した理由・研究の楽しさ難しさ・将来への希望など、自由に討論します。各テーブルにはリーダーのほか、現役の大学生も参加します!

(コーディネ-ター)
御輿 久美子氏(奈良県立医科大学女性研究者支援センター特任教授)、須崎 康恵氏(同 第二内科学教室学内講師)、吉田 昭三氏(同 産婦人科学教室助教)
(リーダー)
王寺 典子氏(同 細菌学教室助教)、岡本 希氏(同 地域健康医学教室講師)、辰巳 晃子氏(奈良県立医科大学第二解剖学教室准教授)、豊田 ふみよ氏(同 第一生理学教室講師)、松吉 ひろ子氏(同 第二生理学教室助教)、山内 晶世氏(同 生化学教室助教)

5.場所
奈良県文化会館
アクセス:近鉄線「近鉄奈良」駅 1番出口より徒歩5分
【ご参加の方は:お申込方法】 ※お申込は締め切りました。多数のご参加、ありがとうございました。
  • お申込フォームから、必要事項を入力して1月6日(月曜日)までにお申込ください。
  • FAXでもお受けしています。参加したいプログラム(午前のみ/午後のみ/終日)・住所・氏名・所属(学校・学年)・電話番号・FAX番号・メールアドレスをご記入のうえ、事務局(03-6434-0540)までお送りください。
主催
内閣府、男女共同参画推進連携会議 、公立大学法人奈良県立医科大学、一般社団法人奈良県医師会、一般社団法人大学女性協会奈良支部
後援
奈良県、奈良県教育委員会、奈良県私立中学高等学校連合会、一般社団法人奈良県病院協会、株式会社奈良新聞社
お問い合わせ
事務局(NPO法人高度情報通信都市・計画シンクタンク会議)(電話03-6434-0530)