女性首長大集合! -地域・子育て・男女共同参画-

皆様こんにちは。

御紹介いただきました、埼玉県の所沢市の市長をさせていただいております当麻よし子でございます。私は、市議会議員を3期、県議会議員を2期経まして、1回目の市長選挙では破れたのですけれども、再チャレンジをさせていただいて、2回目に当選をさせていただきました。平成19年10月末に就任をさせていただきましたので、ちょうど4年の任期の折り返し点に立っているという状況でございます。

所沢市は、埼玉県の南西部の中核都市で、人口が現在342,000人に達しております。来年ちょうど市政施行60周年を迎えます。所沢と言えば皆さん思い出されるのが、多分埼玉西武ライオンズの本拠地ということで、いつもテレビ等ではライオンズ球場が映し出されております。大変首都圏に近い、交通の利便性が高いまちでありますけれども、もう一方で、大変緑も多いまちでございまして、宮崎駿さんのアニメ『となりのトトロ』の舞台となったと言われております緑豊かな狭山丘陵等が所沢にはございます。「都会と田舎が共存しているまち」ということを所沢の売りとしてイメージしながら、これからもまちづくりを進めていきたいと考えているところでございます。

さて、所沢における子ども施策についてでございますが、今年の4月から子どもに関する施策を企画・実行していく部門といたしまして、「こども未来部」を創設いたしました。それと同時に、子育てに悩む親のために「こども相談センター」も同時に開設をいたしております。また、所沢には19園公立保育園がありますけれども、全公立保育園で育児相談を実施するなど、気軽に相談しやすい窓口の整備を進めているところでございます。私もマニフェストに「子育てするなら所沢」と言っていただけるまちをつくりたいということを掲げて当選をさせていただきましたので、引き続き、子どもたちの笑顔溢れるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

また、2点目の男女共同参画への取り組みにつきましては、皆さんのお手元の資料の中に、所沢の男女共同参画情報誌『SUN』の最新号を添付させていただきましたので、こちらもご参考になさってください。所沢におきましては、全国に先駆けまして、男女共同参画社会に向けた取り組みを市民との協働で進めてまいりました。昭和56年に「婦人問題協議会」を設置いたしまして以来、計画的に様々な取り組みを行っております。平成7年に、県内初の女性の活動拠点として女性センター「ふらっと」を市の中心部に開設いたしますとともに、子育て中の方々を支援するための「ファミリー・サポート・センター」をこの施設の中にオープンいたしまして、取り組みを進めてきているところでございます。特に力を入れて取り組んでまいりました、この「ファミリー・サポート・センター」については、大変皆さんから好評をいただいているところでございます。

さて、所沢は現在、女性の政治への参画の面で申し上げますと、34人の市議会議員の中で女性が11人ということで、比較的女性の参画も進んできております。今後も、引き続き、子育て支援、そして、男女共同参画ともに取り組んでまいりたいと考えております。

以上で、私の報告とさせていただきます。御静聴ありがとうございました。