女性のチャレンジ賞(受賞者4名) (敬称略、五十音順)
氏名 |
池田 香代子 |
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現職等 |
一般社団法人 京丹後龍宮プロジェクト 代表理事 株式会社とト屋 代表取締役 |
推薦者 | 京都府 |
活動概要 |
地方の伝統文化や原風景、地元の人との交流を楽しみたいという新たな観光ニーズの高まりから、「京丹後龍宮プロジェクトチーム」の立ち上げリーダーとして、地元の主要な産業である水産業を中心とした多様な体験型プログラムを開発・提供。漁船を活用した定置網体験や遊覧船、にぎり寿司体験などでは地元の漁師や住民がツアーガイドとして活躍し、地域の新たな観光資源の発掘や雇用の創出・収入確保、都市部との交流、地元女性の活動の場の創出など、地域の活性化に大きく貢献。 (表彰歴)
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氏名 |
髙橋 さゆり |
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現職等 | 東京大学医科学研究所附属病院泌尿器科 診療科長・特任准教授 |
推薦者 | 一般(東京大学) |
活動概要 |
約18年間にわたる啓蒙活動・就労環境改善、および女医のロールモデルとして学術活動に励んだ結果、泌尿器科を選択する女性研修医が増加し、高齢化社会でニーズが高まり医師不足であった泌尿器科医療の充足に貢献した。2020年東京大学医科学研究所に泌尿器科を新規開設し、女性初の国立大学泌尿器科科長として後進の育成、先進医療に貢献している。 (表彰歴)
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氏名 |
牧野嶋 彩子 |
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現職等 | 株式会社 人と古民家 代表取締役 |
推薦者 | 千葉県 |
活動概要 |
千葉県の古民家を後世に残し日本文化を保存・継承するため、(株)人と古民家を設立。古民家を改築した一棟貸し宿泊施設や、レンタルスペースを開業し、それぞれで売上・来場者数を増やしている。宿泊施設では平均年齢70歳の地域住民たちをスタッフとして採用し雇用を生み出す等、「統合的な地域活性化としての古民家再生ビジネスモデル」として千葉県建築文化賞優秀賞を受賞。また、本社スタッフが全員女性で構成され、様々な環境下でも皆が働き続けられるよう女性目線での会社経営と建築づくりを目指している。 (表彰歴)
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氏名 |
三田 かおり |
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現職等 | 株式会社Retocos 代表取締役 |
推薦者 | 佐賀県 |
活動概要 |
化粧品材料の椿の種の価格の安さ故、椿の収穫人口の減少や、耕作放棄地が増加する離島に課題を感じ、「島独自でお金を生み出す仕組みを作りたい」との思いから2020年起業。島民の収入源となるよう種の価格を上げ、椿・ハーブ・キヌア等の栽培も始めた。畑はすべて無農薬・無化学肥料の「有機JAS」認証を受け、誰がどこの畑で何を作ったかが分かる「トレーサビリティー」も導入し、付加価値を付けた。SDGsの観点からも化粧品やアパレルの大手企業まで幅広く評価され、取引を行っている。 (表彰歴)
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女性のチャレンジ支援賞(受賞者1名、受賞団体1先) (敬称略、五十音順)
氏名 |
小林 美由紀 |
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現職等 | 公益社団法人 日本女子プロサッカーリーグ 理事 |
推薦者 | 一般(公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ) |
活動概要 |
日本の大学在学中に、女子サッカーチームを創設後、留学先のアメリカでも、サッカー部に入部。男女差のない充実した環境に衝撃を受け、日本でも気兼ねなく女子がサッカーをできる環境を作りたいと、リーグや組織の創設に尽力。またサッカーを通じたアメリカ留学機会を提供する団体「ブリッジ」を主宰し、女子サッカー選手の育成に貢献。2004年からは、スポーツに関わる女性を支援する「NPO法人ジュース」の理事として女性リーダー育成に尽力。2021年よりWEリーグ理事に就任し、多様性社会実現に向け、Women Empowermentをサッカー界から発信し続けている。 (表彰歴)
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団体名 |
消化器外科女性医師の活躍を応援する会(AEGIS-Women) |
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代表等 | 会長 河野 恵美子 |
推薦者 | 厚生労働省 |
活動概要 |
2018年消化器外科領域新規課題に初めてGenderに関する研究が採択。2021年日本消化器外科学会に男女共同参画委員会が設置され、委員長に女性が就任、学会内に働き方改革関連の委員会が設置される流れを作った。2022年、女性が初めて学会理事に就任し男女共同参画は加速。2023年日本消化器外科学会総会において、女性消化器外科医に男性消化器外科医と同等の手術執刀機会を担保するという「函館宣言」が採択。現在、日本消化器外科学会の30歳未満の会員に占める女性の割合は22.4%にまで増加している。 |
女性のチャレンジ賞特別部門賞「気候変動問題等の環境問題におけるチャレンジ」(受賞者3名) (敬称略、五十音順)
氏名 |
菅原 八重子 |
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現職等 | 虫生川周辺の自然を守る会 会長 |
推薦者 | 兵庫県 |
活動概要 |
荒れ果てた「虫生(むしゅう)の森」をひとりで片付けはじめ、仲間達とともに、4年の歳月をかけて、かつての住民が散策できる森の姿を取り戻した。シロバナウンゼンツツジの群生するコナラ群落は兵庫県版レッドデータブックBランクに位置づけられ、2018年川西市の特別指定天然記念物にも指定され、絶滅危惧種も含む300種類以上の動植物が生育する生物多様性保全の場として機能している。現在も地域の小中学校で環境学習や体験学習を行い、地域の多く子ども達に貴重な自然を知ってもらい、守っていこうとする想いを育む活動を継続している。 (表彰歴)
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氏名 |
橋本 福美 |
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現職等 | 株式会社中特ホールディングス 代表取締役 |
推薦者 | 山口県 |
活動概要 |
食品廃棄物リサイクル(植物残渣を餌としてダチョウを飼育し、卵の生産を行う)や、汚泥のリサイクル(建設工事や工場などから排出される塩分を含んだ汚泥をセメント原料にリサイクル)など独自性の高い事業を行い、工業地帯である周南地域のニーズに合わせたサービスを展開。地域密着型の様々な環境・社会活動を実施し社員の研鑽に取り組むなど、人材育成に注力。また、リサイクルアートコンテストや、英語でプログラミングを学ぶ子供向け教室の開催など、周南地域の若者・子供を応援し、未来につながる地域を巻き込んだイノベーションの場づくりを行っている。 (表彰歴)
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氏名 |
長谷川 知子 |
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現職等 | 立命館大学総合科学技術研究機構 教授 |
推薦者 | 一般(立命館大学) |
活動概要 |
これまでに提案されている気候変動抑制策が、気候変化・土地利用変化・農業経済などを通じ世界の食料安全保障にどのような影響を与えるか分析を行ってきた。本成果は、農業・土地利用を介した政策の総合的な評価を明瞭かつ定量的に示したものとして、世界的にも注目を集めている。また、IPCC第6次評価報告書 第3次作業部会において報告書作成の中心的役割を担うなど、世界の最前線で気候変動問題に取り組むとともに、ウェブサイト上での研究成果の継続的配信、SDGsシンポジウム2021への登壇など、社会の科学リテラシー向上にも努めている。 (表彰歴)
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