令和元年度 女性に対する暴力をなくす運動

○期間:
令和元年11月12日(火)から25日(月)までの2週間
○主唱:
内閣府、内閣官房、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省

特集 DV(ドメスティック・バイオレンス)と児童虐待
ーDVは子どもの心も壊すものー

今年度の「女性に対する暴力をなくす運動」は、DVと児童虐待をテーマに取り上げます。
以下のバナーからご覧ください。

DV・児童虐待の特集はこちら


総理と児童虐待対策及びDV対策の関係者との意見交換

関係者と懇談する総理、加藤大臣、橋本大臣

令和元年11月1日、安倍総理は、加藤厚生労働大臣及び橋本内閣府特命担当大臣(男女共同参画)とともに、児童虐待対策とDV対策の関係者との意見交換を行いました。
児童虐待対策とDV対策の連携した取組が重要であることから、本年は、児童虐待防止推進月間(11月)と女性に対する暴力をなくす運動(11月12日~25日)が連携して、啓発活動を推進しています。
意見交換には、児童虐待対策関係者として、川崎 二三彦 子どもの虹情報研修センター長、吉田 恒雄 認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事長、DV対策関係者として、小西 聖子 女性に対する暴力に関する専門調査会会長、松本 和子 NPO法人女性ネットさやさや(Saya-Saya)代表理事が出席しました。
関係者からの発言を受けて、総理からは、「DVの根絶と、子供たちの命を守るために、全力を尽くしていきたい」との発言がありました。橋本大臣は、「DV対策に向けた広報啓発や民間団体と連携した被害者支援の充実を図っていきたい」と述べました。

Wリボンバッジを作成

11月は児童虐待防止推進月間、11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。今年度は、厚生労働省と内閣府が協働して、児童虐待対応とDV対応の連携の象徴として、「女性に対する暴力根絶」のシンボルであるパープルリボンと「児童虐待防止」のシンボルであるオレンジリボンを組み合わせた「Wリボンバッジ」を作成しました。11月1日の閣議において、橋本内閣府特命担当大臣(男女共同参画)及び加藤厚生労働大臣から全閣僚に着用をお願いしました。

Wリボンバッジを着用する総理、菅官房長官、麻生副総理
(官邸ホームページ掲載写真より)

※「Wリボンバッジ」は大阪府吹田市がデザインしたピンバッジです。
 購入する場合は以下からお申込ください。

大阪府吹田市立男女共同参画センター

Wリボンバッジ


DVと児童虐待をテーマとしたポスター・リーフレットを作成

DVと児童虐待をテーマとしたポスター・リーフレットを作成しました。

家庭内の暴力からは、ひとりでは抜け出せません。
DV被害に悩んでいる方を見かけたら、相談先を教えてあげてください。
DV被害に悩んでいる方は、がまんしないで、まずは相談を!
児童虐待に気づいたときは、すぐに連絡を!

【ポスター・リーフレット】

令和元年度女性に対する暴力をなくす運動ポスター
<ポスター>
[PDF形式:1.53MB]別ウインドウで開きます
       <リーフレット>
[PDF形式:558KB]別ウインドウで開きます(両面)
[JPEG形式:179KB]別ウインドウで開きます(表)
[JPEG形式:292KB]別ウインドウで開きます(裏)

パープル・ライトアップ


 内閣府では、「女性に対する暴力をなくす運動」期間の初日(11月12日)に、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、東京スカイツリーなどを紫にライトアップする、パープル・ライトアップを実施しています。

 パープル・ライトアップには、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」というメッセージが込められています。

- 東京スカイツリーを含む全国46都道府県、約190カ所以上の施設でパープル・ライトアップを実施 -

内閣府では、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、運動期間の初日である11月12日(火)に、東京スカイツリーのパープル・ライトアップを実施しました。

パープル・ライトアップには、女性に対する暴力の根絶と、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談を!」というメッセージが込められており、運動期間中、タワーや商業施設など、全国46都道府県、約190カ所以上の施設でも同様のライトアップが実施されました。

パープル・ライトアップ実施マップ

都道府県名をクリックすると、全国各地で行われたパープル・ライトアップ写真をご覧いただけます。

全国のライトアップ施設一覧[PDF形式:533KB]別ウインドウで開きます




キャラクターによるパープルリボン着用

各地方公共団体等のマスコットキャラクターにご協力いただき、期間中のイベントなどで、パープルリボンをつけて活動していただく取組を行っています。

パープルリボンには、女性に対するあらゆる暴力をなくしていこうというメッセージが込められています。


都道府県名をクリックすると、パープルリボンをつけて活動している各地方公共団体等のキャラクターの写真をご覧いただけます。

ミス・インターナショナルへのWリボン贈呈式


第59回ミス・インターナショナル世界大会出場者約80名に、橋本聖子男女共同参画・女性活躍担当大臣から、「女性に対する暴力根絶」のシンボルであるパープルリボンと「児童虐待防止」のシンボルであるオレンジリボンを組み合わせた「Wリボンバッジ」を贈呈しました。
今年度の運動では「DVと児童虐待の防止」をテーマとし、DV対応と児童虐待対応の連携の象徴としてWリボンバッジを作成しました。
各国の世界大会出場者には、「美と平和の親善大使」として、日本滞在期間中に行われる国際交流活動等の機会に、「Wリボンをご着用いただき、全世界に向けて『女性や子どもに対する暴力を根絶しよう』というメッセージを力強く発信していただきたい」と協力をお願いしました。

-世界大会上位入賞者による表敬訪問-

(左から、コロンビア代表、メキシコ代表、橋本大臣、タイ代表、ウガンダ代表、英国代表)


令和元年11月13日、橋本大臣は、「女性に対する暴力をなくす運動」の周知に御協力いただいた、2019ミス・インターナショナル世界大会上位入賞者5名から表敬訪問を受け、滞在中の活動報告を受けました。

同大会で優勝したタイ代表のスィリートン・リアラワットさんから、「タイで薬剤師をしているが、鬱などにより若い患者が来ることがあり、その背景に家庭内の暴力があることがある。女性や子供の暴力をなくしていく取組は、非常に素晴らしいと思った」との挨拶がありました。

橋本大臣は、入賞に対するお祝いと本運動への協力への感謝を述べるとともに、帰国後も「女性や子供に対する暴力根絶」に向けて発信いただくようお願いしました。

-世界大会出場者からのメッセージ-

女性に対する暴力の根絶に向けて、世界大会出場者の皆様からメッセージをいただきました。

世界大会出場者の活動の様子及びメッセージはこちら


「女性に対する暴力をなくす運動」啓発グッズ

「女性に対する暴力をなくす運動」の啓発グッズを作成しています。※今年度の配布は終了しました。

【啓発グッズ】

ポスター・リーフレット

毎年、「女性に対する暴力をなくす運動」のテーマに合わせて、ポスター・リーフレットを作成しています。

※サイズ:B1、B2

DV相談ナビカード

配偶者からの暴力に悩んでいることを、どこに相談すればよいかわからないという方のために、全国共通の電話番号(0570-0-55210)から相談機関を案内するDV相談ナビサービスを実施しています。

DV相談ナビを案内するカードを作成していますので、医療機関、公共施設、商業施設、その他多くの人が立ち寄る場所、被害者の目に留まりやすい場所、また、トイレ等人目を気にすることなくカードを手に取りやすい場所等に幅広く配置し、ご活用ください。

※サイズ:名刺サイズ

DV相談ナビ(0570-0-55210)

リボンバッジ・ナビカード設置見本

カードの配置例

パープルリボンバッジ

パープルリボンには、女性に対するあらゆる暴力をなくしていこうとのメッセージが込められています。

※サイズ:縦3cm×横2cm、形状:ピンバッジ

  • リボンバッジ・ナビカード設置見本

    バッジ(表裏)

  • リボンバッジ・ナビカード設置見本

    バッジの着用例

「女性に対する暴力をなくす運動」バナー・画像等


「女性に対する暴力をなくす運動」素材

パープルリボン画像等、ご自由にお使いいただける素材をご用意しております。

ぜひ、ホームページやSNSでの啓発活動にご協力をお願いします。