- 日時: 平成21年4月10日(金) 13:00~15:00
- 場所: 中央合同庁舎第4号館 12階 共用1214特別会議室
(出席委員)
- 佐藤
- 会長
- 岡本
- 委員
- 大沢
- 委員
- 川本
- 委員
- 北浦
- 委員
- 小室
- 委員
- 杉山
- 委員
- 武石
- 委員
- 永木
- 委員
- 羽入
- 委員
- 牧野
- 委員
(議事次第)
- 開会
- 企業・組織における能力発揮と仕事と生活の調和(企業インタビュー調査結果等について)
- 意見交換
- その他
- 閉会
(主な発言は以下の通り)
- 「企業・組織における能力発揮と仕事と生活の調和」に関する論点整理について、休暇改革、休み方の改革という視点をもう少し出したらどうか。
- 業務改革についてはいろいろな論点で出ているが、時間を短くしていくと業務を処理できる部門と、そうでないところが出てきてしまう。業務と人員のアンバランスといったような、むしろ組織改革的な話も含めて論じないと解決しない。
- 営業の現場など、取組が難しいと言われる職場での業務改革をどう進めるかは大きな課題である。
- 休業者の代替体制について、例えば育児休職や前産後休暇の休職の場合は代替措置で対応することは大変重要なことだと思うが、だれもが休暇を取りやすい働き方というのは有給休暇などのことも含む。そうすると、有給休暇で代替要員が要るということにはならないので、そこは分けて考えた方がいい。
- 休業するのであれば代替制度、1日、2日休むということであれば、属人化しないように仕事を常日ごろから共有したり、仕事の進め方をクリアにしたり、オープンにしたりという仕事の進め方改革が必要と書いたらいいのではないか。
- コミュニケーションと管理職の働きかけが重要。管理職のワーク・ライフ・バランスに関する取組を評価に組み込んだり、表彰するなど管理職の本気度を高める仕組みも必要。
- 残業時間の削減、労働時間の短縮ということは出ているが、例えば、労働時間の裁量性を高めるという視点が全体のまとめの中にない気がする。
- 育児とか介護ということで、短時間勤務や長期休業を取得する人たちがすごく増えてくる。そういう人が一部の人ではなくて、共通の問題になってくるということも一言入れた方がよい。
- 中間管理職というのは、上からも下からも突き上げられて、どうしようもないような状況なので、管理職のワーク・ライフ・バランスの視点も入れた方がよい。
- 内容がワーク・ライフ・バランスにやや偏っており、女性の能力発揮や参画につながっているところを強調した方がよい。
- 長期的に少子高齢社会になっていく中で、人材をどう活用していくのかということに、今本当に真剣に取り組まないと、企業は景気が回復したときにサバイブできなくなると、そういった視点をこの報告書の前のあたりに書くと、非常に説得力をもって、働き方全体の見直しを進めることの意義を経営者の方が感じてくださるのではないか。
- 一人ひとりが時間を作り出すとともに、その時間を使って何をするのか考えてもらうことが重要。
(以上)