少子化と男女共同参画に関する専門調査会

(開催要領)

  1. 日時 平成17年12月5日(月)16:00~18:00
  2. 場所 内閣府仮設K207会議室
  3. 出席委員
    佐藤会長、阿部委員、岩男委員、大沢委員、奥山委員、杉山委員、高橋委員、布山委員
  4. 議事次第
    1. 開会
    2. 調査検討の進め方
    3. アンケート調査について
    4. その他
    5. 閉会
  5. 配布資料
    資料1
    社会環境の国内分析及び男女共同参画が経済・企業等に与える影響に関する検討の進め方 [PDF形式:21KB] 別ウインドウで開きます
    資料2
    ネットモニター調査の枠組みと設計の視点 [PDF形式:65KB] 別ウインドウで開きます
    資料3
    ネットモニター調査票
    資料4
    第8回専門調査会議事録

概要

主な意見は以下のとおり。

○社会環境の国内分析及び男女共同参画が経済・企業等に与える影響に関する検討の進め方について

  • 出生率は結局、人口構成の高齢化の状況を示している。子育て世代等、年齢を限定してデータを取る方がよい。
  • 都道府県の男女共同参画センターにおける研修の実施状況等も指標として検討してはどうか。
  • 就業希望の高低が労働力率の背景にあり、都道府県別の分析に反映できないか。

○ネットモニター調査の枠組みと設計の視点について

  • 都道府県別のパソコン利用率の相違による影響はないか。
  • これまでのモニター調査と訪問調査を比較すると、しっかりモニター管理しているところであれば結果はそれ程違わないようである。
  • 年齢の割り当ては5歳区切りで4区分になる。

○ネットモニター調査票について

  • 子育て支援に関してはNPOは地方にはあまり無く、行政主導のものが多い。利用者はどの活動がNPOか区別できないのではないか。
  • 子育て環境については「子どもを安心して育てられる環境か」にしてはどうか。
  • 結婚に関する意識に関しては年齢規範か愛情規範かという聞き方もある。
  • 若者の自立については、自立できる環境にあるかということを聞いた方がよい。
  • 「環境」という言葉は用法がわかりにくいので「状況」や「社会環境」と使い分ける。
  • 「暮らしよい方向」にあるかどうかというのは意味が分かりにくいので、直接安全・安心を聞いた方がよい。
  • 能力を発揮できるかどうかということと昇進できるかということは違うのではないか。「昇進」の方を残した方がよい。
  • 就業状況については、配偶者のことも聞いた方がよい。
  • 仕事と家事、プライベートの優先度については未婚者にも答えやすいようにする。
  • 仕事を効率的に行っているかということを聞く設問で「短い時間で」と入れている意味は何か。不要ではないか。
  • 生活の満足度については、本人と家族の両方について聞くのはどうか。
  • 2人で家計を維持しているところが増えてきているので、「生活するためには2人の所得が必要か」のような意識調査を入れてはどうか。あるいは「結婚すると生活水準が下がるか」等。
  • 全体的に言葉を吟味する必要がある。
  • 働き方に関しては、平日と休日両方あるので、問ではその点を明確にすべき。

(以上)